病気の解説

腎芽腫

別名:Wilms腫瘍、ウィルムス腫瘍、腎芽細胞腫

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受診の目安

腎芽腫では、痛みを伴わない腹部のしこりです。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、がん治療科(腫瘍内科・外科)を受診してください。

基本

概要

腎芽腫(じんがしゅ)は、主に小児に見られる腎臓の腫瘍です。ウィルムス腫瘍とも呼ばれ、通常は痛みを伴わない腹部のしこりとして現れます。腫瘍が大きくなると、腹部が膨らむことがあります。親が子どものおむつのサイズが急に大きくなることに気づくこともあります。腎芽腫は、時に他の部位に転移することがあり、特に肺への転移がよく見られます。

主な症状

腎芽腫の主な症状は、痛みを伴わない腹部のしこりです。これに加えて、腹部の膨らみや、時には腹痛、発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐が見られることもあります。一部の子どもには血尿が見られることもあります。また、腎臓が血圧の調整に関与しているため、高血圧になることもあります。

検査と診断

診断

腎芽腫の診断には、腹部の超音波検査、CT検査、MRI検査が行われます。多くの場合、親が子どもの腹部のしこりに気づいて診察を受けた際に診断されます。医師は、腫瘍の性質や大きさを調べるために画像検査を行い、腫瘍が他の部位に転移しているかどうかを確認します。腫瘍がある腎臓の一部または全部を切除する手術が行われ、その後腫瘍の検査を通じてウィルムス腫瘍であることが確認されます。

治療

治療

腎芽腫の治療には、手術と化学療法が含まれます。地域によって治療の順序が異なり、北米では腫瘍のある腎臓を摘出した後に化学療法が行われ、欧州ではその逆の順序が一般的です。手術後には、ほとんどの子どもに化学療法が行われ、一部には放射線療法も行われることがあります。腫瘍が小さく、2歳未満の子どもでは手術のみで治癒することもあります。

経過と生活

経過・予後

腎芽腫の予後は一般的に良好で、腫瘍が腎臓にとどまっている場合、治癒の可能性は非常に高いとされています。腫瘍が転移している場合でも、治癒率は高いです。治療の結果は、年齢や腫瘍の性質、転移の有無などによって異なることがあります。腎芽腫は再発することもありますが、再発しても治癒する可能性があります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。