病気の解説

角膜ヘルペス

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受診の目安

角膜ヘルペスでは、目の異物感や痛み、物が見えにくい、涙が出る、目の充血、眩しい光で不快感が増す、視力の低下といった症状がみられることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、眼科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

角膜ヘルペスは、9種類あるヘルペスウイルスのうち単純ヘルペスウイルス(HSV)が角膜に感染して起こる病気です。 HSV-1が多く関与します。幼児期に口腔内や目の周りなどに感染し潜伏しますが、成人期に風邪やストレスなどがきっかけで再発して発症します。上皮型・実質型・内皮型の3つの型に分けられ、どの型でも目の痛みや異物感、見えにくさ、涙、充血、光を眩しく感じるなどの症状が起こることがあります。

主な症状

角膜ヘルペスでは、目の異物感や痛み、物が見えにくい、涙が出る、目の充血、眩しい光で不快感が増す、視力の低下といった症状がみられることがあります。これらはすべての病型で共通すると説明されています。

検査と診断

検査

診断は、上皮型の場合に特徴的な樹枝状や地図状の角膜炎を観察して行います。確定診断には HSV を分離培養して同定する検査や、蛍光抗体法によるHSV抗原の証明、PCR法によるウイルスDNAの検出などがあります。実質型では検査陽性が少なく、既往歴や臨床所見を総合して診断します。補助検査として、チェックメイトヘルペスアイという抗原検出キットやPCRが用いられることがあります。

治療

治療

治療は型により異なります。上皮型ではアシクロビル眼軟膏を1日5回投与するのが基本とされ、1週間以上効果が見られない場合は他の原因や耐性株を疑います。投与期間は最長で3週間とされ、再発予防のための継続投与は行いません。実質型ではアシクロビル眼軟膏とステロイド点眼による免疫抑制が必要で、ステロイドのみでは再発を招くことがあるため併用が望ましいとされています。実質型と上皮型の併発時にはステロイドの継続と併用療法を調整します。薬剤の使用期間は数カ月から1年程度かけて徐々に減量します。

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出典

参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。