病気の解説
重金属中毒
緊急性の高い症状
誤って口にした・吸い込んだ・皮膚や目に付いたときは、量にかかわらず受診してください。意識がもうろうとする・呼吸が苦しい・けいれん・嘔吐が続くときは、ただちに救急(119)を要請してください(中毒110番も利用できます)。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
重金属中毒では、消化器系では吐き気や腹痛、血液系では貧血、呼吸器系では咳や呼吸困難、神経系では不随意運動や意識障害、腎機能障害では蛋白尿や血尿などが見られます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、一般内科・総合診療科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
重金属中毒とは、金や銀、銅、鉄などの重金属が体に多量に取り込まれることで、健康に異常が生じる状態を指します。重金属は比重が4以上の金属で、工業的に生産される金属やレアメタルが含まれます。この中毒は、通常、長期間にわたって重金属にさらされることによって起こります。主な原因としては、水銀や銅、無機鉛、砒素、クロムなどの重金属が挙げられます。
主な症状
重金属中毒の症状は、原因となる重金属の種類によって異なります。消化器系では吐き気や腹痛、血液系では貧血、呼吸器系では咳や呼吸困難、神経系では不随意運動や意識障害、腎機能障害では蛋白尿や血尿などが見られます。
原因
重金属中毒の原因は、体内に多量の重金属が取り込まれることです。具体的には、重金属を含む食べ物や飲み物を摂取したり、気体を吸い込んだり、皮膚に接触することで体内に入ります。重金属は血液や細胞に広がり、酵素の働きを妨げたり、臓器に蓄積して障害を引き起こすことがあります。
検査と診断
検査
重金属中毒の診断には、血液検査や尿検査が行われます。神経系の症状がある場合は、頭部CTやMRI検査も行われます。また、重金属の種類を特定するために、血液や尿、毛髪、便からの検出が試みられます。患者さんの生活環境や周囲の人々の症状についての情報収集も重要です。
治療
治療
重金属中毒の治療は、中毒が発生して間もない場合には酸素投与や点滴、胃の内容物の吸引、活性炭や下剤の投与が行われます。慢性の場合は、拮抗剤(キレート剤)が使われることがあります。また、症状に応じた治療が行われ、生活環境の改善も重要です。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。