病気の解説

離人症性障害

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受診の目安

離人症性障害の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、精神科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

離人感・現実感消失症は、強いストレスを経験した人にみられることがある症状で、現実感が薄くなったり自分が別の場所にいるように感じたりします。症状は突然現れたり徐々に現れたりし、数時間から数年続くことがあります。自分の体や心、感情が自分から離れているように感じることや、現実感が薄い感覚が主な特徴です。症状は時に悪化と軽減を繰り返します。

主な症状

離人感や現実感消失の症状は、自分が自分の体や感情から切り離されていると感じたり、現実ではないと感じたりします。現実感消失の方は、外界が現実ではないように感じることがあります。これらの症状は、時には長く続くこともあり、個人によって感じ方には差があります。

原因

この病気は強いストレスをきっかけに発生することがあり、子どものころの虐待やネグレクト、家庭内の暴力、愛する人の死などが関連することがあります。ストレスの原因は人間関係や仕事のことなど、特定できない場合もあります。

検査と診断

診断

診断は医師による評価と、身体検査や精神検査を含むことがあります。現実感消失や離人感が長く続くか再発するか、本人が自分の体験が現実と一致しないと自覚しているかといった点を確認します。MRIやCT、脳波検査、血液・尿検査で他の病気の可能性を排除することもあります。心理検査や面接、質問紙の活用も役立つことがあります。

治療

治療

治療は、症状が長く続く場合や苦痛がある場合に行われることがあります。精神療法や抗不安薬・抗うつ薬が用いられることがあります。ナルトレキソンという薬が有用とされることもあります。認知療法や行動療法、グラウンディングなどが効果を示す可能性があります。

経過と生活

経過・予後

多くの場合、介入がなくても自然に改善することがあります。原因となるストレスが対処可能であれば回復が見込まれることがあります。一方で慢性化することもあり、症状が強すぎると日常生活に支障をきたす場合もあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。