病気の解説

顔面神経麻痺

別名:ベル麻痺、特発性顔面神経麻痺

まず相談する診療科脳神経内科
関係する症状手足の麻痺・脱力
この解説の項目7項目

緊急性の高い症状

顔の片側が急に動かしにくくなったときは、脳卒中との区別が必要です。手足のまひ・ろれつが回らない・強い頭痛を伴うときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

顔面神経麻痺では、眉毛やまぶたが垂れ下がること、目を完全に閉じることができずに乾燥して痛みを感じること、笑うと顔が曲がってしまうことなどがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、脳神経内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

顔面神経麻痺は、顔の筋肉を動かす神経である顔面神経が障害されることによって起こります。この麻痺には、生まれつきのものと後から発症するものがあり、後者にはウイルス感染が原因となるベル麻痺やハント症候群が多く見られます。また、手術や外傷によっても顔面神経が影響を受けることがあります。顔面神経が麻痺すると、顔の外観に変形が生じ、さまざまな症状が現れます。

主な症状

顔面神経麻痺の主な症状には、眉毛やまぶたが垂れ下がること、目を完全に閉じることができずに乾燥して痛みを感じること、笑うと顔が曲がってしまうことなどがあります。これらの症状は、顔面神経が障害される部位や原因によって異なり、症状の程度や経過も個々に異なります。

原因

顔面神経麻痺の原因には、先天性のものと後天性のものがあります。後天性のものでは、ウイルス感染が主な原因とされており、特にベル麻痺やハント症候群が多く見られます。さらに、聴神経腫瘍や耳下腺腫瘍の手術、外傷なども顔面神経に影響を与えることがあります。

検査と診断

検査

顔面神経麻痺の診断には、医師による身体検査が重要です。症状の確認や、顔面の動きの評価が行われます。また、必要に応じて画像検査や神経伝導検査が行われることもあります。これにより、麻痺の原因や程度を詳しく調べることができます。

治療

治療

顔面神経麻痺の治療は、受傷からの経過によって異なります。受傷直後の場合は、顔面神経自体の再建が行われます。一方、受傷から時間が経過した場合には、残存する症状に応じて、吊り上げ固定や筋膜移植、筋肉移植などの再建手術が行われます。手術後、神経はゆっくりと再生し、筋肉が再び動かせるようになるまでには数か月かかることがあります。

顔面神経麻痺と関係する症状

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出典

参考: 顔面神経麻痺の形成外科治療 | KOMPAS – 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。