病気の解説
鼻中隔弯曲症
受診の目安
次のようなときは、耳鼻咽喉科に相談してください。
- 片側の鼻の通りが悪い状態が長く続いている
- 鼻づまりが続いて困っている
- 鼻を強くぶつけたあとから鼻が通りにくくなった
鼻づまりはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などほかの原因でも起こるため、症状だけで病名は判断できません。鼻づまりが強い場合には、曲がった鼻中隔をまっすぐにする手術が検討されることがあります。
出典:香川労災病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科、自衛隊病院 耳鼻咽喉科 広報資料(防衛省)
基本
概要
鼻中隔弯曲症は、鼻の中央を仕切る鼻中隔が曲がっている状態です。出典には、弯曲が小さい場合は症状がないこと、弯曲が大きいと鼻づまりや副鼻腔炎のリスクが高まること、鼻中隔が曲がっていると粘膜が乾燥して鼻出血が起こりやすいこと、顔面の痛みや頭痛、睡眠時の大きな呼吸音などの症状がある可能性があると記されています。
主な症状
症状として、鼻づまりや副鼻腔炎を起こしやすくなること、鼻中隔の曲がった部分で空気が当たって粘膜が乾燥し鼻血が出やすいこと、顔面の痛みや頭痛、就寝中の大きな呼吸音などが挙げられます。弯曲が大きい場合にこれらの症状がみられる傾向があります。
検査と診断
診断
診断は医師の診察で鼻中隔の弯曲を確認することで行われます。通常の診察で弯曲を判断できます。
治療
治療
通常は治療を必要としません。弯曲がわずかであれば治療は不要です。呼吸が妨げられたり不快な症状がある程度の弯曲がある場合は、鼻中隔形成術と呼ばれる手術を検討することがあります。多くの場合は外来で全身麻酔を用いて行われます。呼吸に関する症状がある場合には治療として選択されることがあります。
鼻中隔弯曲症と関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
耳鼻咽喉科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:香川労災病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科「アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎の手術療法について」 / 防衛省 陸上自衛隊 自衛隊病院 広報資料(耳鼻咽喉科特集)(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。