病気の解説
ANCA関連腎炎
受診の目安
ANCA関連腎炎では、顕微鏡的多発血管炎では発熱や体重減少とともに腎機能が急速に悪くなることが心配されます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、リウマチ・膠原病内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
ANCA関連血管炎は、血液検査でANCAと呼ばれる抗体が検出される病気です。MPA、GPA、EGPAの3つの病気を含み、全身の血管が炎症を起こして狭くなるため、臓器への血流が悪くなり、働きが低下したり障害が起こることがあります。
主な症状
この病気には3つの病気が含まれ、共通の症状とそれぞれ特有の症状があります。顕微鏡的多発血管炎では発熱や体重減少とともに腎機能が急速に悪くなることが心配されます。肉芽腫性多発血管炎では鞍鼻と呼ばれる鼻のへこみ、血痰や息切れなどの肺の障害が見られることがあります。腎臓の血管の炎症で腎機能障害が起きることもあります。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症では喘息やアレルギー性鼻炎に伴って発熱や体重減少がみられることがあり、血痰や息切れ、むくみ、しびれなども生じることがあります。
検査と診断
検査
診断にはANCAの検出を含む血液検査が重要です。自覚症状や身体所見、血液検査・尿検査・画像検査・組織の検査(生検など)を組み合わせて確定診断を行います。
治療
治療
治療は自己免疫異常を正すことを目的とします。具体的にはステロイド、免疫抑制薬、大量ガンマグロブリン療法、リツキシマブなどの選択肢があります。症状の程度や妊娠の有無、臓器障害の程度を総合的に判断して適切な治療を決めます。病気が疑われる場合は専門性の高い医療機関での治療が大切です。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。