病気の解説
にきび
別名:ニキビ、ざ瘡
受診の目安
にきびが気になる・症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
にきびは、ホルモン、皮脂、細菌の相互作用によって毛包に炎症が起きることで発生します。さまざまな種類の皮膚の異常があり、黒色面皰や白色面皰、吹き出物、丘疹、膿疱、結節、嚢腫、膿瘍などが含まれます。これらは大きさや重症度が異なり、皮膚の奥深くまで及ぶこともあります。
主な症状
にきびは主に顔に現れますが、首、肩、背中、胸の上部にもできることがあります。また、タンパク質同化ステロイドを使用すると、肩や背中ににきびができることがあります。にきびの重症度は軽度、中等度、重度に分けられ、特に青年にとっては美容上の悩みの種となることがあります。
検査と診断
診断
にきびの診断は、皮膚の診察に基づいて行われます。黒色面皰や白色面皰などの特定の症状を確認し、他の皮膚の病気ではないことを確認します。診断が確定した後、病変の数と種類に基づいて重症度が判定されます。
治療
治療
にきびの治療には、白色面皰や黒色面皰にはトレチノインクリームや過酸化ベンゾイルが用いられます。軽度のにきびには、トレチノインクリームに加えて抗菌薬が使われることもあります。中等度のにきびには抗菌薬の内服が行われ、重度のにきびにはイソトレチノインが用いられます。にきびができた部位は、低刺激の石けんでやさしく洗うことが推奨されます。
経過と生活
経過・予後
にきびは通常、20代前半から半ばまでに自然に軽くなりますが、一部の人では40代まで続くことがあります。軽度のにきびは通常、瘢痕を残さずに治りますが、中等度から重度のにきびは治癒後に瘢痕が残ることがあります。また、にきびは精神的なストレスを引き起こすことがあり、カウンセリングが必要になる場合もあります。
皮膚科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。