病気の解説

スモン

別名:SMON、スモン病、亜急性脊髄・視神経・末梢神経障害、亜急性脊髄視神経症

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受診の目安

スモンでは、下痢や腹痛などの腹部症状が出た後に、数週を経て両脚のしびれや脱力、立ったり歩いたりするのが難しいといった神経の症状が現れることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、脳神経内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

スモンは、SMONという略語を日本語読みした病名です。昭和30年代から40年代に日本各地で流行し、原因はキノホルムという有機化合物の薬害だと判明しました。キノホルムは当初、腸の調子を整える整腸剤として使われていましたが、ビタミンB12の不足を招くことが原因とされたため、ビタミンB12を補充すると発症を抑えられる可能性があるとも言われています。現在はキノホルムの製造・販売は中止され、新たに発症するケースは報告されていません。

主な症状

スモンの主な症状には、下痢や腹痛などの腹部症状が出た後に、数週を経て両脚のしびれや脱力、立ったり歩いたりするのが難しいといった神経の症状が現れることがあります。重症になると両足のまひや視力の障害がみられる場合があります。症状の経過とともに、白内障・高血圧・四肢の関節疾患などの合併症が見られることがあるとされています。

検査と診断

診断

診断を行う際には、まずキノホルムを処方されたことがあるかどうかを確認します。スモンと似た神経の異常を起こす病気はほかにも多くあるため、血液検査や頭部の画像検査(CTやMRI)を行い、他の病気を否定することが重要とされています。

治療

治療

新しく患者として診断される人はいないため、治療は過去にキノホルムを処方され発症して慢性化した方を対象とした対症療法になります。神経の症状にはノイロトロピンの薬剤投与や錠剤、抗うつ薬、鎮痛剤の投与、または鍼治療などが行われることがあります。スモンの症状を改善するための体操の工夫も提案されています。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。