病気の解説
ツツガムシ病
別名:つつがむし病、つつが虫病、恙虫病
受診の目安
ツツガムシ病では、発熱、悪寒、頭痛、リンパ節の腫れ、ツツガムシに刺された部位の黒いかさぶた、発疹は発熱開始から約5~8日後に現れることがある、発熱の最初の1週間はせきが出ることがある。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、感染症内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
ツツガムシ病は、ツツガムシに刺されてから発病する感染症です。発熱、悪寒、頭痛、リンパ節の腫れなどが現れることがあります。ツツガムシに刺された部位には黒いかさぶたができることがあります。発熱は発病後1週間程度で現れ、発疹は発熱開始から約5~8日後に現れることがあります。
主な症状
発熱、悪寒、頭痛、リンパ節の腫れ、ツツガムシに刺された部位の黒いかさぶた、発疹は発熱開始から約5~8日後に現れることがある、発熱の最初の1週間はせきが出ることがある。
検査と診断
診断
診断は、医師の診察や発疹の生検と検査、血液検査を基に行われます。最近ツツガムシ病の流行地域へ行った経験や、アウトドア活動でツツガムシに刺される可能性がある状況があると診断を疑うきっかけになります。発疹のサンプルを用いた免疫蛍光染色法や、より早く細菌を検出するPCRが使われることがあります。血液検査では抗体を調べますが、1回のみでは確定できず、発症直後には診断に使えません。抗体値の上昇を確認するには1~3週間後に再検査します。
治療
治療
治療には抗菌薬を用います。経口投与のドキシサイクリンが一般的です。発熱が2日以上なくなってから48時間経過するまで投与を続けますが、最低でも7日間は続けます。治療により回復します。
経過と生活
予防
予防の基本はツツガムシの生息地へ近づかないことと、やぶを刈り取ること、住環境へ殺虫剤を散布してダニの集団を減らすことです。ツツガムシに接触する可能性が高い場合は、DEETなどの防虫剤を使用します。
感染症内科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。