病気の解説
ビタミンC欠乏症
受診の目安
ビタミンC欠乏症では、疲労や筋力低下、易怒性、体重の減少、筋肉や関節の痛みといった症状が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
ビタミンC欠乏症は、体に必要なビタミンCが不足すると起きる病気です。成人では食事でのビタミンCが不足したり、加熱で減少した食品を摂取したりするとリスクが高まります。妊娠・授乳・高熱や炎症のある病気・甲状腺機能亢進症・長期間の下痢・手術・熱傷・喫煙などの状態も影響します。喫煙者は特に注意が必要です。
主な症状
疲労や筋力低下、易怒性、体重の減少、筋肉や関節の痛みといった症状が現れることがあります。壊血病の特徴として、数カ月後に皮下出血や歯ぐきからの出血、歯のぐらつき、毛髪の乾燥・荒れ、皮膚の荒れやうろこ状になる状態などがみられることがあります。乳児では機嫌の変化や食欲不振、体重増加の遅れ、成長への影響が見られることがあります。
病態
壊血病の診断は、症状に基づきます。血液中のビタミンC値の測定が診断の助けになることがありますが、いつでも検査できるわけではありません。
検査と診断
診断
診断には身体診察や時には血液検査が用いられ、小児では骨のX線検査で成長の妨げがないかを確認します。壊血病の診断は症状に基づいて下されます。
治療
治療
治療にはビタミンCサプリメントの投与と、新鮮な野菜や果物を多く含む栄養豊富な食事の摂取が含まれます。壊血病には高用量のビタミンCサプリメントを用いることがあります。その後、通常の推奨摂取量の1~2倍以上を供給する食事へ移行します。大半の症状は1~2週間で改善することが多いですが、歯ぐきの症状は長く続くことがあります。
経過と生活
予防
新鮮な果物や野菜を毎日適量摂取すること、サプリメントでビタミンCを毎日摂取することが欠乏の予防につながります。喫煙者はより多くのビタミンCが必要になることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。