病気の解説

ブドウ球菌食中毒

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緊急性の高い症状

激しい下痢や嘔吐で水分がとれない・尿がほとんど出ない・ぐったりする・意識がもうろうとする、または物が二重に見える・息がしにくい・飲み込みにくいときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

ブドウ球菌食中毒では、急な吐き気と嘔吐が中心です。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに消化器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

ブドウ球菌食中毒は、汚染された食品を摂取した後、約30分から8時間で急に重い吐き気と嘔吐が起こるのが特徴です。腹痛や下痢、頭痛や発熱を伴うこともあり、充分な水分と電解質が失われると体力低下や血圧低下につながることがあります。症状は1日くらいで回復することが多いですが、極端に体の弱い人では死亡することもあります。

主な症状

症状は、急な吐き気と嘔吐が中心です。腹部の痛みや下痢、頭痛や発熱がみられることもあります。水分と電解質の大量喪失により、筋力低下や血圧低下が起こることがあります。多くの場合、症状は1日程度で回復します。

検査と診断

診断

診断は、医師の判断と同じ症状が他の人にもみられるかどうか、原因となる食品を特定できるかどうかで疑われます。確定の診断には、その食品中にブドウ球菌が存在することを検査で確認することがありますが、結果にかかわらず治療は変わりません。

治療

治療

治療の基本は水分補給です。重度の吐き気や嘔吐がある場合には、薬で吐き気を抑えることや、場合によっては輸液を行うことがあります。抗菌薬は使いません。

経過と生活

予防

予防には、食べものを適切に調理し、適切に取り扱うことが大切です。肌に感染症のある人は調理を避け、食べものはすぐに食べるか冷蔵し、室温に長く置かないようにします。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。