病気の解説

ポリオ

別名:急性灰白髄炎

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受診の目安

ポリオでは、感染しても何の症状も出ないことが多く、症状が現れる場合は軽症、無菌性髄膜炎(麻痺を伴わない場合)、麻痺型ポリオのいずれかに分類されます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、感染症内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

ポリオは、感染しても多くは症状が出ません。症状が出る人は全体の約25~30%で、軽症・無菌性髄膜炎・麻痺を伴う型に分けられます。

主な症状

感染しても何の症状も出ないことが多く、症状が現れる場合は軽症、無菌性髄膜炎(麻痺を伴わない場合)、麻痺型ポリオのいずれかに分類されます。

検査と診断

診断

診断は便や喉の分泌物、血液、腰椎穿刺などの検査によって行われます。軽症のポリオは流行時以外は診断されにくいです。麻痺を伴わない髄膜炎が疑われる場合や、麻痺型が疑われる場合には検査が行われます。髄液検査を通じてポリオウイルスの検査が行われることがあります。

治療

治療

根治的な治療法はなく、安静と痛み・発熱を和らげる薬が使われます。呼吸筋力低下がある場合は人工呼吸器が必要になることもありますが、多くは一時的です。

経過と生活

予防

ポリオワクチンは小児期の定期予防接種に含まれ、予防効果は高いとされています。利用されるワクチンには不活化ポリオウイルスワクチンと生ポリオウイルスワクチンの2種類があり、経口ワクチンは集団免疫を強化しますが、ごく稀に病気を引き起こす変異ウイルスへと変化することがあります。

経過・予後

軽度の感染や無菌性髄膜炎の場合は完全に回復します。麻痺型ポリオでは多くの人に永続的な筋力低下が残ることがあり、死亡率は年齢で差があります。なお、発病後長い年月を経て筋力低下が再発・悪化することもあります。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。