病気の解説

メンケス病

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受診の目安

メンケス病は主に男の赤ちゃんにみられる、銅の代謝の病気です。神経の症状は生後2〜3か月ごろから出てくるとされ、神経症状が出る前の新生児期に治療を始めると神経の障害を防いだり軽くしたりできるとされています。次のようなときは、早めに小児科を受診してください。

  • 髪の毛が少ない・縮れている・色が薄いなど、頭髪の様子が気になるとき
  • 体重がなかなか増えない、発達が遅れている、体の力が弱いと感じるとき
  • けいれんがみられるとき
  • 家族にメンケス病の人がいて、生まれた男の子の検査について相談したいとき

診断がついた後は、担当の小児科(小児神経科など)で定期的に経過をみてもらいます。

症状だけで病名を判断することはできません。気になる症状があれば医療機関で診察を受けてください。

出典:厚生労働省 指定難病169 メンケス病 概要・診断基準、MedlinePlus Genetics: Menkes syndrome

基本

概要

メンケス病は銅の代謝に関係する病気です。出典には、血液中の銅とセルロプラスミンの値を調べる検査や、遺伝子検査・皮膚の銅濃度測定を組み合わせて診断すること、診断結果が出るまでに時間がかかること、頭部MRIなどの画像検査が必要になることが記されています。

リスク因子

次の子どもが大丈夫かという点についての記述があります。男児に発症することがある一方、女児であればまず心配ありません。母親が保因者でない場合は遺伝しません。母親が保因者かどうかは、遺伝子変異が分かれば血液検査で調べられます。

検査と診断

診断

まず血液中の銅とセルロプラスミンの値を調べます。診断を確定させるには血液の遺伝子検査と皮膚の銅濃度測定を行うことがあります。これらの結果が出るまで時間がかかることが多いです。頭部MRIなどの画像検査をして、メンケス病にみられる所見を調べることもあります。

治療

治療

現時点で新しい治療法はあるとは説明されていません。銅が体内に入りやすくなる可能性のある薬の検討や、症状が出る前に銅を投与できるよう早期診断を進める方法の研究が行われています。

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出典

参考: 難病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:厚生労働省 指定難病169 メンケス病 概要・診断基準 / MedlinePlus Genetics: Menkes syndrome(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。