病気の解説

リステリア症

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受診の目安

リステリア症では、多くは悪寒や発熱、筋肉痛、吐き気・嘔吐・下痢といった症状が現れます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

リステリア症は、リステリア菌による感染症です。妊婦さん、胎児・新生児、65歳以上の方、免疫機能が低下している方で発生しやすいとされ、重症化すると髄膜炎や敗血症などを起こすことがあります。妊婦は流産・死産・早産のリスクが指摘され、胎児や新生児へ影響することもあります。診断や治療は出典に基づく情報です。

主な症状

多くは悪寒や発熱、筋肉痛、吐き気・嘔吐・下痢といった症状が現れます。症状はおおむね1~3日で軽快します。侵襲性の場合は感染部位により症状が異なり、髄膜炎では頭痛や首の硬直が起こることがあります。妊婦さんの感染は自然流産や死産につながることがあるとされています。新生児が生存しても血流感染や髄膜炎を起こすことがあり、妊娠末期の感染では新生児が重篤になることがあります。

検査と診断

診断

診断は血液や髄液の培養検査で確定します。血液サンプルを採取するか腰椎穿刺を行い、脳脊髄液などの標本を培養してリステリア菌が見つかれば診断が確定します。

治療

治療

軽度で免疫機能に問題がなく、発熱や消化不良のみの場合は自然に治癒することがあり、抗菌薬は必ずしも必要ではありません。免疫機能に問題がある人、妊婦、新生児、症状がより重い場合には抗菌薬が用いられます。多くの感染症(心内膜炎・髄膜炎など)に対しては静脈投与のアンピシリンとゲンタマイシンが使われ、ペニシリン系にアレルギーがある場合はスルファメトキサゾール/トリメトプリムが代替として用いられます。眼の感染にはエリスロマイシンやトリメトプリム/スルファメトキサゾールが用いられます。

経過と生活

予防

リステリア菌は食品中に混入することがあり、冷蔵庫・冷凍庫でも増殖します。特定の予防策を守ることが推奨されており、特に免疫機能が低下している人、妊婦、65歳以上の人はリスクのある食品を避けるべきとされています。具体的には、無殺菌の牛乳から作られた軟らかいチーズや生乳・生チーズ、加熱前の冷蔵食品を避けるなどの注意が挙げられます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。