病気の解説
ロタウイルスによる感染性胃腸炎
受診の目安
ロタウイルスによる感染性胃腸炎では、下痢、吐き気・嘔吐、発熱、腹痛です。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに消化器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、ロタウイルスを病原体とする感染症です。主な感染経路は糞口感染で、吐き気や水のような下痢、発熱などの症状がみられます。けいれんや脳炎・脳症といった重い合併症がみられることがあります。
主な症状
潜伏期間はおよそ1~2日です。主な症状は下痢、吐き気・嘔吐、発熱、腹痛です。通常は約1週間で自然治癒しますが、栄養不良や免疫力が低い状態では長くなることがあります。
病態
ロタウイルスはセドレオウイルス科ロタウイルス属の2本鎖RNAウイルスで、A群ロタウイルスが人で問題となっています。
検査と診断
診断
便検体を用いた検査で、迅速診断キットの抗原検出やウイルス遺伝子の検出、ウイルスの分離・同定が行われます。
経過と生活
予防
おむつの処理や手洗いの徹底、汚染された衣類の消毒(次亜塩素酸ナトリウム)、アルコール消毒は効きにくいとされるため流水と石けんでの手洗いが重要です。経口ワクチンとして予防接種が有効です。定期接種として、5価ワクチンは生後6週から32週までに3回、1価ワクチンは生後6週から24週までに2回の接種が行われます。
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出典
参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。