病気の解説
子宮内反症
受診の目安
子宮内反症の受診の目安は、内容を見直しているため、現在は表示を控えています。
気になる症状があるときは、自己判断せずに医療機関に相談してください。急に具合が悪くなったときや、命に関わると感じたときは、ためらわずに119番に連絡してください。
基本
概要
子宮内反症とは、分娩第三期に胎盤が出るときに子宮底部が内側にめくれてしまい、元の形に戻らない状態です。重い場合には子宮が完全に裏返ることもあり、下腹部の痛みと大量の性器出血を伴うことがあります。治療では、出血を止めつつ内反した子宮を元の形に戻す処置が行われます。
主な症状
胎盤が出てくるときの下腹部の強い痛みと、その後に続く大量の出血が特徴です。痛みは子宮の血流が止まることでうっ血が起きるため、腹膜の刺激でも感じることがあります。場合によってはショック状態になることもあります。
原因
自然に起こる場合と、力が加わることで起こる場合があります。自然発生では子宮筋の緩みや多胎、急速なお産、癒着胎盤などが挙げられます。力が加わるケースでは胎盤用手剥離やへその緒を引っ張ること、お腹の上から子宮底部を押すことなどが原因となることがあります。
病態
子宮底部が内側に反転することで、通常は子宮へ向かう血流が妨げられ、痛みや出血が生じます。反転が進むと腹膜が引き伸ばされる刺激も痛みの原因となります。
検査と診断
診断
特別な検査は必ずしも必要ありません。胎盤が出た後の内診と腹部の診察で多くは診断できます。超音波検査がすぐ可能な施設では、子宮が裏返っているかを確認する場合もあります。急性の状況に応じて、血圧・心拍・酸素飽和度のモニターや採血検査で貧血の有無などを確認します。
治療
治療
大量出血に対する処置と、内反した子宮を元の形に戻す処置を同時に行います。直後であれば医師が手を使って子宮底部を膣側から押し戻す方法を試みます。子宮が硬い場合には子宮収縮を促す薬を使うことがあります。戻らない場合は全身麻酔をしてからの処置や、場合によっては開腹手術で整復します。出血への対応としては点滴・血圧の管理、必要に応じて輸血が検討されることがあります。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。