病気の解説
微小血管狭心症
受診の目安
微小血管狭心症では、胸の痛みが主な症状として現れます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
微小血管狭心症は、心筋に血液を供給する微小な血管が十分に拡張しなかったり、過度に収縮したりすることで、心筋に血流が不足し、一時的に心筋虚血が生じる疾患です。この疾患は、心臓の太い冠動脈には異常が見られず、胸の痛みや心筋虚血が現れるのが特徴です。特に女性、特に閉経前後の方に多く見られます。一般的な心臓の検査では発見が難しいこともあります。
主な症状
微小血管狭心症では、胸の痛みが主な症状として現れます。この胸痛は、運動時だけでなく安静時にも起こることがあり、持続時間は10分以上になることもあります。また、息苦しさや吐き気、胃痛、背中の痛み、首やのど、耳の後ろの痛み、動悸なども見られることがあります。これらの症状は多様であり、注意が必要です。
原因
微小血管狭心症の原因はまだ完全には解明されていませんが、心筋に血流を送る微小血管の機能的または器質的な異常が関与していると考えられています。具体的には、微小血管が過度に収縮したり、拡張が不十分であったり、狭窄が生じることで、心筋への血流が不足し、心筋虚血が引き起こされることがあります。
検査と診断
検査
微小血管狭心症の診断は難しいことが多く、特定の検査が行われます。心筋虚血による症状があり、心電図などでその証明が必要です。また、冠動脈造影検査で太い冠動脈に異常がないことを確認します。さらに、冠血流予備能(CFR)や微小血管抵抗指数(IMR)の測定も行われ、これらの結果が診断基準の一部となります。
治療
治療
微小血管狭心症の治療には、カルシウム拮抗薬やβ遮断薬が推奨されています。これらの薬は、微小血管の過度な収縮を抑えたり、心拍数を調整したりする効果があります。症状が改善しない場合は、他の薬剤を追加することもあります。また、生活習慣の改善も重要で、高血圧や糖尿病、脂質異常症の管理が求められます。
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出典
参考: 「微小血管狭心症」になりやすい人の特徴はご存知ですか? 原因・症状を併せて医師が解説 | メディカルドック(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。