病気の解説
急性外陰潰瘍
受診の目安
急性外陰潰瘍では、外陰部に強い痛みを感じることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに産婦人科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
急性外陰潰瘍は、比較的短い経過で外陰部に生じる潰瘍のことです。潰瘍とは、皮膚の表面が傷つき、深い部分の組織まで傷が及んだ状態を指します。外陰部はもともと細菌などが多い環境で、傷をきっかけに微生物が入り込み重症化しやすいとされています。こうした潰瘍ができる原因として、病気の影響で皮膚表面に傷がなくても起こることがあります。
主な症状
外陰部に強い痛みを感じることがあります。鏡で見ると表面の皮膚がえぐれたように見えることがあります。潰瘍の程度は原因となる病気によって異なります。急性外陰潰瘍では出血を伴わないこともありますが、患部を掻いたり下着でこすったりすると出血することがあります。性器ヘルペスが原因の場合、潰瘍と水疱が同時に見られることが多いです。鼠径部のリンパ節が腫れて痛みや熱感を感じることもあります。
原因
主な原因として、ベーチェット病、リップシュッツ潰瘍、外陰ヘルペス、淋菌感染、外陰癌などが挙げられます。
検査と診断
診断
視診で潰瘍の状態を確認し、原因を調べるために問診や検査を行います。ベーチェット病が疑われる場合は全身の診察や血液検査を行うことがあります。ヘルペス等の感染が考えられる場合は血液検査や、潰瘍表面を拭いて微生物検査を行い、原因となる微生物を特定します。
治療
治療
治療は原因疾患により異なります。潰瘍部位に痛み止めや抗炎症作用のある軟膏を使うこともありますが、原因が別にある場合は軟膏だけでは治りにくいことが多いため、原因の特定と適切な治療が重要です。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。