病気の解説

急性細気管支炎

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受診の目安

急性細気管支炎では、細気管支炎の初期は、かぜと同じような鼻水やくしゃみ、微熱、軽いせきから始まります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに呼吸器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

急性細気管支炎は、気道が炎症を起こす病気です。原因として、RSウイルスやかぜのウイルス(ライノウイルス)、パラインフルエンザウイルスなどの感染が挙げられます。感染によって気道の炎症が起こり、空気の出入りが妨げられて呼吸が苦しくなることがあります。重症例では血中の酸素が低下することがあります。生まれてすぐの赤ちゃんや母親が喫煙していた環境では、発症しやすさや重症度が高くなる可能性があります。

主な症状

細気管支炎の初期は、かぜと同じような鼻水やくしゃみ、微熱、軽いせきから始まります。数日経つと呼吸が苦しくなり、呼吸が速く浅くなることや、呼気のときに高い音が聞こえることがあります。多くは軽い症状ですが、鼻づまりがひどくなると呼吸が早くなることがあります。元気や食欲は保たれることが多いですが、脱水の兆候が見られる場合もあります。生後3カ月~18カ月の小児では耳の感染症が起こりやすいこともあります。早産児や生後2カ月未満の乳児では呼吸が一時止まること(無呼吸)があることもあります。非常にまれですが、酸素が不足して口の周りが青色や灰色に変わることがあります。

原因

急性細気管支炎の原因として、RSウイルスやかぜのウイルス(ライノウイルス)、パラインフルエンザウイルスなどの感染が挙げられます。これらのウイルスに感染すると気道が炎症を起こし、呼吸がしづらくなることがあります。

検査と診断

診断

診断は、医師による評価と指先のセンサーでの血中酸素レベルの測定(パルスオキシメトリー)を中心に行われます。場合によっては鼻の奥の粘膜を採取してウイルスの特定を試みることや、胸部X線検査などが行われることがあります。

治療

治療

家庭では水分をこまめにとり、安静にします。病院では酸素療法や輸液が行われることがあります。気道を広げる薬の投与が検討されることもありますが、効果は人によって異なります。抗菌薬は細菌感染が併発していない限り通常は用いません。リバビリンの投与は現在では行われることが少なくなっています。コルチコステロイドが有益となる可能性が示唆されることがあります。

経過と生活

予防

RSウイルスに対する抗体を含む薬剤としてニルセビマブとパリビズマブがあり、米国では乳幼児のRSウイルス感染予防に使用されることがあります。

経過・予後

ほとんどの小児は自宅での安静と適切な水分補給で回復します。3~5日程度で改善することが多いですが、呼気性喘鳴やせきは2~4週間続くこともあります。適切な治療を受ければ、入院が必要になるような深刻な結果になる可能性は高くないとされています。繰り返し喘鳴が出ることもあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。