病気の解説
悪性貧血
受診の目安
悪性貧血では、貧血の症状として疲労感や脱力感、顔や体の皮膚の色が薄くなる蒼白さなどが挙げられます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、血液内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
ビタミンB12や葉酸の欠乏によって、疲労や蒼白といった貧血の症状が現れます。B12欠乏ではピリピリする痛みや感覚の異常、筋力低下がみられることがあり、重症になると錯乱を起こすこともあります。高齢者では認知症と間違われることがあるとされています。これらは長い経過で現れることがあります。
主な症状
貧血の症状として疲労感や脱力感、顔や体の皮膚の色が薄くなる蒼白さなどが挙げられます。ビタミンB12欠乏があると、ピリピリする痛みや感覚の異常、筋力の低下がみられることがあります。重症のときには錯乱も起こることがあります。
検査と診断
診断
貧血があるかどうかを血液検査で確認します。貧血が見つかると、ビタミンB12や葉酸の欠乏が原因かどうかを調べる検査を行います。血液を顕微鏡で見ると、大きい赤血球(大球性赤血球)や過分葉性の好中球が見られることがあります。白血球や血小板が減ることもあり、長期間の欠乏で起こることが多いとされます。さらに、血液中のビタミンB12や葉酸の値を測定し、欠乏の原因を探す検査を行うこともあります。
治療
治療
欠乏しているビタミンを補う治療を行います。ビタミンB12欠乏の場合、注射で投与されることが多いです。重度の欠乏や吸収障害がある場合に特に用いられます。最初は血液中のB12値が正常に戻るまで、1日1回または週1回の注射を数週間行います。正常化後は月に1回の注射になることがあります。ビタミンB12はスプレー式点鼻薬や舌下錠、経口錠剤などでも毎日摂取できる場合があります。葉酸は1日1回の錠剤として服用します。欠乏による貧血では、生涯にわたりビタミンB12サプリメントが必要になることもあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。