病気の解説
日光角化症
受診の目安
日光角化症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
日光角化症は、紫外線に長期間さらされることによって発症する皮膚の病気です。特に顔やうなじ、手の甲など、紫外線を受けやすい部位に現れます。薄紅色や褐色の斑点ができ、表面はザラザラした感じになります。高齢者に多く見られ、オゾン層の減少に伴い、最近ではその発症が増加しています。早期に発見し治療を行うことで、根治が可能ですが、放置すると悪性の有棘細胞がんに進行することがあるため注意が必要です。
主な症状
日光角化症の主な症状には、顔面や手の甲に現れる赤いザラザラした皮疹や、ウロコのようなかさついた部分があります。また、皮膚が淡い褐色から濃い褐色のまだら状に盛り上がることもあります。これらの症状が1~2週間経っても改善しない場合は、注意が必要です。さらに、病変部が大きく、形が不揃いで、表面がジュクジュクしている場合は、有棘細胞がんの可能性も考えられます。自覚症状が少ないため、特に高齢者のいる家庭では、家族が皮膚の状態をよくチェックすることが大切です。
原因
日光角化症は、主に長期間にわたって紫外線にさらされることが原因とされています。特に、紫外線が強い季節や時間帯に外出することがリスクを高めます。紫外線の中でも、特にB波(UVB)が発がん性が明らかになっているため、注意が必要です。日光角化症に一度かかったことがある人は、皮膚がすでに紫外線のダメージを受けているため、新たな病変が生じる可能性が高まります。
検査と診断
検査
日光角化症の診断には、皮膚科での診察が重要です。医師は、皮膚の状態を観察し、症状や病歴を確認します。必要に応じて、皮膚の一部を採取して病理検査を行うこともあります。早期発見が重要なため、気になる皮疹や斑点が見つかった場合は、早めに皮膚科を受診することが推奨されます。
治療
治療
日光角化症の治療方法には、いくつかの選択肢があります。液体窒素を使用して病変部を凍結し、壊死させる方法や、局所麻酔を行った上でメスで病変部を切除する方法があります。また、外用療法として「イミキモドクリーム」を病変部に塗布する治療も行われています。早期に治療を行うことで、症状の改善が期待できます。
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出典
参考: 日光角化症 (にっこうかくかしょう)とは | 済生会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。