病気の解説

梅毒

別名:その他及び詳細不明の梅毒、ゴム腫、バラ疹、丘疹性梅毒疹

まず相談する診療科感染症内科
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受診の目安

梅毒では、どの段階でも眼や耳に症状が出る可能性があります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに感染症内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

梅毒は病気の進行により段階があり、治療せずに放っておくと長い年月をかけて悪化することがあります。神経や大動脈、視力・聴力など、さまざまな臓器に影響することがあり、早期に検査で感染がわかり治療を受けられれば、重大な損傷を防ぐことが期待されます。神経梅毒は脳や脊髄を傷つける可能性があります。眼や耳に影響することもあり、痛みのない関節の変性(シャルコー関節)といった症状が起きることもあります。

主な症状

梅毒はどの段階でも眼や耳に症状が出る可能性があります。眼には涙目やかすみ、眼痛、光への過敏、視力障害などがあり、耳では耳鳴りや聴力低下、めまい、眼振がみられることがあります。関節は痛くなくても腫れて動きが制限されることがあり、神経の影響で栄養性潰瘍のような皮膚の損傷が生じることがあります。

検査と診断

診断

診断には血液検査と、場合によっては体液や髄液の検体検査が用いられます。妊娠中のスクリーニングも重要とされ、典型的な下疳や特定の発疹がある場合に第1期・第2期を疑います。診断の確定には臨床検査が必要で、通常はスクリーニング検査(VDRLやRPRなどの非トレポネーマ検査)を行い、必要に応じて追加検査をします。偽陰性になることもあります。

治療

治療

治療はペニシリンの注射が基本です。ペニシリンアレルギーがある方には他の抗菌薬が選択されることがあります。神経梅毒や眼・内耳の感染には、ペニシリンを静脈内または長期の筋肉注射で投与することがあります。治療を受けても脳や大動脈などに損傷が生じた場合は元に戻らないことがあります。セックスパートナーも治療を受ける必要があり、感染拡大を防ぐためには同時治療が推奨されます。

経過と生活

予防

梅毒の予防には、安全な性行為の習慣が大切です。コンドームの使用やセックスパートナーを限定するなどの対策、性感染症の早期診断と治療、感染者の性的接触の把握と必要な対応が含まれます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。