病気の解説
歯肉線維腫症
受診の目安
歯肉線維腫症では、肥大した歯ぐきは炎症を起こしやすく、痛みや赤み、出血を伴うことがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、歯科・口腔外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
歯肉線維腫症は、歯ぐきに過度な増殖が起き、慢性的に歯ぐきが腫れて大きくなる病気です。歯ぐきの増殖は上下の顎全体に及ぶことが多く、治療は主に手術による切除によって行われます。増殖した歯ぐきは炎症を起こしやすく、歯周病の影響を受けやすいとされています。発症は非常にまれで、若い人に多くみられ、男女差はないとされています。歯が生え始めるころに発症することが多く、発症から受診までの期間には個人差があります。成人してから診断されることもあります。
主な症状
歯ぐきが肥大します。上下の歯ぐき全体が大きくなることが多いです。歯が生える時期には歯と歯の間に隙間ができることがあり、歯並びの悪化を生じることもあります。肥大した歯ぐきは炎症を起こしやすく、痛みや赤み、出血を伴うことがあります。合併症として多毛症、発育不全、精神遅滞、てんかんなどが挙げられることがあります。
検査と診断
診断
診断は病理検査で確定します。肥大した歯ぐきの一部を取り、顕微鏡で観察します。合わせて口の中の全体像を把握するため、口腔内のパノラマレントゲンやCTなどの画像検査で歯や顎の骨の状態を評価します。
治療
治療
治療は、肥大した歯ぐきを手術で切除します。ただし歯肉線維腫症は再発しやすい特徴があります。口腔内の衛生状態が悪い場合には歯ぐきの肥大が進みやすいことがあるため、手術後も長い期間にわたり定期的な口腔衛生管理を行うことが必要とされています。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。