病気の解説

腎尿管結石

まず相談する診療科泌尿器科小児科
この解説の項目6項目

受診の目安

腎尿管結石では、最も多く見られる症状は肉眼的血尿です。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに泌尿器科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

腎尿管結石は尿の流れが滞ることや尿の成分の関係でできる結石です。結石の成分により病態は異なるとされています。出典では結石成分による分類が示されています。

主な症状

最も多く見られる症状は肉眼的血尿です。側腹部や下腹部の痛みを伴うことが多く、痛みは結石が尿管に移動する際に強くなることがあります。小児では痛みより不機嫌や哺乳力低下といった不定愁訴が現れることがあります。発熱がある場合は尿路感染症の可能性もあり、治療が必要になることがあります。無症状で偶然見つかることもあります。

検査と診断

診断

診断には病歴の聴取や生活習慣、既往歴、家族歴の確認が行われます。尿検査では結石の成分や関連する代謝異常を調べ、画像検査として腹部超音波がよく用いられます。X線陰性の結石や水腎・水尿管症にはCTが用いられることがあります。血液検査や尿生化学検査、結石成分の分析も重要です。

治療

治療

治療は結石の大きさによって内科的治療と外科的治療に分かれます。成人では結石が5mm以下、小児では4mm以下なら自然排石が期待できるとされています。内科的には痛みの緩和薬に加え、結石の成分に応じたアルカリ化療法やマグネシウム製剤の投与などが行われます。シスチン結石には薬で難溶性のシスチンを変化させる治療も挙げられています。外科的治療としては体外衝撃波砕石(ESWL)が第一選択として実施されることが多いとされています。小児では全身麻酔や呼吸管理下での施行が報告されています。

経過と生活

経過・予後

大きさや治療方針により排石の見込みが異なります。出典には自然排石の可能性と外科的治療の適応が記載されています。

泌尿器科で扱うほかの病気

出典

参考: 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。