病気の解説

精巣腫瘍

別名:睾丸がん、睾丸ガン、睾丸癌、睾丸腫瘍

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受診の目安

精巣腫瘍では、陰嚢腫瘤は多くの場合無痛性ですが、腫瘍内の出血などで痛みを感じることもあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、泌尿器科を受診してください。

基本

概要

精巣腫瘍は、陰嚢に腫瘤を自分で感じることが多く、無痛性のことが多いです。腫瘤が急に痛む場合や転移が進んだ場合には腹痛や腰痛、頭痛などの別の症状が出ることがあります。陰嚢腫瘤を超音波検査で確かめ、必要に応じて組織の診断や病期の評価を行います。血液検査で腫瘍マーカーを測定し、胸部のX線検査なども検討します。治療は主に高位精巣摘除術から始めます。病期により追加の治療が検討されます。

主な症状

陰嚢腫瘤は多くの場合無痛性ですが、腫瘍内の出血などで痛みを感じることもあります。腫瘤は自分で発見されることが多く、軽度の陰嚢外傷後に気づく人もいます。まれに転移がある場合には腹痛や腰痛、息切れ、胸痛などの症状が現れることがあります。

検査と診断

診断

陰嚢腫瘤がある場合は超音波検査で精巣由来かどうかを確かめます。腫瘤が確定したら、腹部・骨盤・胸部のCT検査や組織検査を行い病期を判断します。血清腫瘍マーカーとして AFP と β-HCG、LDH などを測定します。必要に応じて陰嚢外からのアプローチで根治的な精巣摘除術を行います。血清マーカーは良性と悪性の鑑別に役立つことがありますが、結果だけで診断が決まるわけではありません。

治療

治療

治療の基本は根治的高位精巣摘除術です。セミノーマには放射線療法や化学療法が選択されることがあり、非セミノーマには化学療法や手術が選択されることがあります。治療方針を決める際には、診断後の情報を得る目的でも摘除術が重要です。必要に応じて生殖機能を守る選択肢として sperm 保存が検討されることがあります。

経過と生活

経過・予後

予後は腫瘍の組織型と病期の進展具合により異なります。初期のセミノーマや非セミノーマのみの患者では5年生存率が高いことがありますが、腹膜後腔転移や肺・内臓転移がある場合は生存率が低くなることがあります。転移の部位や大きさ、組織型にも影響します。

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出典

参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。