病気の解説

膵石症

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受診の目安

膵石症では、膵液の流れが妨げられることで、食後の上腹部痛や背部痛が代表的な症状です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、消化器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

膵石症とは、膵臓の膵管にできた石のことです。膵管の内圧が上がり、上腹部の痛みや発熱などの症状が起こることがあります。膵石の主な成分は炭酸カルシウムやリン酸カルシウムで、慢性膵炎の方に多く見られます。膵石の有無は慢性膵炎の診断基準のひとつになります。膵石は白く硬い外観で、大きさは小さなものから50gを超える巨大なものまであり、膵臓全体に散在することが多いです。

主な症状

膵液の流れが妨げられることで、食後の上腹部痛や背部痛が代表的な症状です。痛みは前かがみの姿勢で軽くなることがあります。膵管内で炎症が起きると発熱がみられることがあり、重症になるとDICや敗血症に至ることもあります。慢性膵炎が進むと膵臓の機能が低下し、腹痛が少なくなる代わりに消化吸収障害が現れ、下痢や脂肪便、糖尿病が目立つことがあります。

検査と診断

診断

膵石の診断には、超音波検査、CT検査、内視鏡で行うERCPが用いられます。超音波検査は簡便で負担が少なく、膵石が見つかれば慢性膵炎の診断につながります。CT検査は膵石の存在と分布を詳しく示し、造影剤を使うMDCTでは膵管と膵石の位置関係を把握しやすいです。

治療

治療

治療は、症状が安定していれば禁酒と低脂肪食を中心とした食事療法や薬物療法などで膵臓を休ませます。症状が強い場合は急性膵炎に準じた治療が行われます。痛みが頑固で強い、もしくは持続性・反復性の痛みがある場合には膵石を除去する治療が検討されます。

手術・処置

内視鏡治療では、膵石が大きすぎず膵管内にはまっていない場合に、バスケットカテーテルで石を引き出す方法が使われます。狭くなった膵管を拡張させるステント留置や、十二指腸への膵管開口部を開く手法もあります。外科的治療としては膵管減圧術や膵部分切除があります。膵石が多い場合や膵管が高度に狭窄している場合は内視鏡治療やESWLが困難なことがあり、外科的治療が選ばれることがあります。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。