病気の解説

血胸

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受診の目安

血胸は、肺と胸の壁の間(胸膜腔)に血液がたまる状態で、胸のけがが最も多い原因です。交通事故・転落などで胸を打った後や、胸の病気がある人で、胸の痛み・息切れ・咳があるときは、医療機関(救急外来・呼吸器外科など)を受診してください。

  • 胸のけがの重さは見た目では分からず、検査が必要です。
  • 治療しないと、肺がしぼんだり、ショックなど重い状態になったりすることがあります。

症状だけで病名を判断することはできません。自己判断せず、医師の診察を受けてください。

出典:NHLBI(米国国立心肺血液研究所): Pleural Disorders、MedlinePlus: Pleural Disorders、MedlinePlus: Chest Injuries and Disorders

基本

概要

血胸とは、胸腔(肺と胸壁の間の空間)に血液がたまる状態です。血胸は痛みを伴うことは少なく、原因となったけがの痛みがあることがあります。血液の量が多いほど、息切れや呼吸の速さが強くなり、血圧が低下してショックに至ることがあります。皮ふは汗ばんで冷たく見えることがあります。

検査と診断

診断

血胸が疑われると、胸部X線検査が用いられます。場合によっては超音波検査(E-FAST)も行い、胸腔内の血液を確認します。

治療

治療

血圧を保つために輸液を行い、必要に応じて血液製剤を投与します。胸腔にはチューブを挿入して血液を取り出し、肺が再び膨らむようにします。ドレーンは数日間留置します。大量出血や出血の続く場合には開胸手術が検討されることがあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:NHLBI(米国国立心肺血液研究所): Pleural Disorders / MedlinePlus: Pleural Disorders / MedlinePlus: Chest Injuries and Disorders(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。