病気の解説
複合性局所疼痛症候群
別名:CRPS、カウザルギー
受診の目安
複合性局所疼痛症候群では、けがをした四肢に痛みが長く続く状態です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
複合性局所疼痛症候群は、けがをした四肢に痛みが長く続く状態です。焼けるような痛みやピリピリする痛み、うずく痛みが現れ、痛みが強く出ることがあります。患部の皮膚は触れることに過敏になり、汗や体温、皮膚の様子も普段と異なることがあります。痛みによって患肢を使いにくくなり、筋肉が硬くなることや関節の動きが制限されることがあります。腫れや毛髪の変化、爪の変化、骨密度の低下、筋力低下などもみられることがあります。
検査と診断
診断
診断は医師が、けが後の痛みが通常より強い、触覚が過敏、皮膚の温度や外観の変化、腫れ、汗の量の変化、脱毛や爪の異常、可動域の減少、筋力低下、異常な動きなどの症状から総合的に判断します。必要に応じてX線検査や骨シンチグラフィーが行われることがあります。
治療
治療
治療には、理学療法や作業療法、神経ブロック、神経や脊髄への刺激、痛み止め、精神療法、鏡療法などを組み合わせて用います。治療の目的は、問題のある手足を動かしたり使ったりできるようにすることですが、症状が完全に消えるとは限りません。理学療法や脱感作療法、鏡療法がよく用いられます。
経過と生活
生活上の注意
治療の一部として、痛みのある部位を動かす訓練や、痛みに対する感受性を下げる方法が取り入れられることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。