病気の解説

陰嚢水瘤

別名:陰嚢水腫

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緊急性の高い症状

  • 陰嚢が急に腫れて強く痛む
  • 痛みのなかった陰嚢の腫れが、突然痛み出した
  • おなかから陰嚢にかけて風船のようなふくらみがあり、押しても戻らない

精巣(睾丸)につながる精索がねじれる病気や、腸などがはまり込んで戻らなくなったヘルニアの可能性があり、すぐに受診が必要です(日本泌尿器科学会)(MSDマニュアル家庭版)。精索のねじれは時間がたつと精巣が傷んでしまうため、急いで手術を受けることが望ましいとされています(日本泌尿器科学会)。

出典:日本泌尿器科学会「睾丸(精巣)が腫れてきた・陰嚢(内容)が大きくなってきた」、MSDマニュアル家庭版「陰嚢の腫れ」

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

  • 陰嚢が痛みなく大きくなってきたとき。恥ずかしがらずに受診することが勧められています(日本泌尿器科学会)。
  • 陰嚢の中に、精巣にくっついた硬いしこりを触れるとき。精巣腫瘍の可能性があり、医師の診察が必要とされます(MSDマニュアル家庭版)。
  • 赤ちゃんや子どもの陰嚢が腫れているとき

相談先は泌尿器科、子どもは小児外科や小児科です。陰嚢の腫れは、陰嚢水瘤のほか、鼠径ヘルニア、精索静脈瘤、精巣腫瘍、精巣や精巣上体の炎症などでも起こり(日本泌尿器科学会)(MSDマニュアル家庭版)、見た目や触った感じだけで区別することはできません。

基本

陰嚢水瘤とは

陰嚢の中で精巣のまわりに液体がたまり、陰嚢がふくらんで見える状態で、陰嚢水腫とも呼ばれます(日本泌尿器科学会)(MSDマニュアル家庭版)。基本的に悪性の病気ではありません(日本泌尿器科学会)。男の子では、鼠径ヘルニアとならんで陰嚢が腫れる原因として最も多いものの一つとされます(MSDマニュアル家庭版)。

主な症状

  • 片側または両側の陰嚢がふくらむ(日本泌尿器科学会)
  • 触るとやわらかく、横になっても小さくならず、おなかの方へ押し戻すこともできない(MSDマニュアル家庭版)

ふつう痛みはありません。痛みをともなう腫れは、炎症や精索のねじれなど別の病気を考える必要があります(日本泌尿器科学会)。

原因・なりやすい要因

子どもの一部を除き、多くは液体がたまる原因がはっきりしないとされています(日本泌尿器科学会)。

検査と診断

診断

医師が診察し、必要に応じて超音波(エコー)検査を行います。超音波検査で比較的簡単に診断でき、精巣腫瘍などとの区別にも役立ちます(日本泌尿器科学会)(MSDマニュアル家庭版)。陰嚢に光を当てると、液体がたまっている場合は光が透けて見えることも手がかりになります(MSDマニュアル家庭版)。

治療

治療

悪性ではないため、症状や本人の希望をふまえて治療を考えます。根本的に治すには手術が必要で、日本泌尿器科学会によると入院期間は1週間程度です。針を刺して液体を抜く方法などの対症的な治療もあります(日本泌尿器科学会)。

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出典

日本泌尿器科学会「睾丸(精巣)が腫れてきた・陰嚢(内容)が大きくなってきた」 / MSDマニュアル家庭版「陰嚢の腫れ」
内容の確認日:2026-10-13(次回確認予定 2027-04-13)。複数の公的情報源の事実をもとに medimichi が独自にまとめています。

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。