平成29年(2017年)の国民生活基礎調査における平均世帯人数はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
平成29年(2017年)の国民生活基礎調査における全世帯の平均世帯人数は2.47人です。この数値は、単身世帯の増加や核家族化の進行を反映しています。世帯構造の変化は、看護の対象となる家族支援や地域医療の計画を立てる上で重要な基礎情報となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 実際の平均世帯人数よりもかなり低い数値です。正しくは:2.47人選びやすい理由:一見して「約1人」と捉えがちですが、日本の世帯構造を考えると単身世帯だけでなく夫婦や親子世帯も多く、平均値としては低すぎます。混同注意:単身世帯の割合増加と混同して、平均値も低くなると誤解することがあります。
- 2. 正解。厚生労働省が実施した平成29年国民生活基礎調査によると、日本の全世帯における平均世帯人員は2.47人です。
- 3. 実際の平均世帯人数よりも高い数値です。かつての大家族化の時代とは異なり、現代の日本では世帯規模は縮小傾向にあります。正しくは:2.47人選びやすい理由:昭和期の世帯構成や、自分が育った家庭の人数など、個人の経験や古い常識に引きずられて、実際より多い人数を選んでしまう可能性があります。混同注意:高度経済成長期以前の大家族世帯のイメージと混同しやすいです。
- 4. 実際の平均世帯人数よりもかなり高い数値です。これは現代日本の世帯構成とは大きくかけ離れています。正しくは:2.47人選びやすい理由:大家族を想起させるような、現実離れした高い数値ですが、他の選択肢と迷った際に、漠然としたイメージで選んでしまう可能性もゼロではありません。混同注意:発展途上国など、世帯人数の多い国のイメージと混同することがあります。
国試ポイント
国民生活基礎調査のような公的統計データからの数値に関する知識が問われることがあります。特に、世帯構成や平均人数など、社会情勢の変化を示す基本的な数値は、公衆衛生や地域看護の基礎として理解しておく必要があります。
混同注意
平均世帯人数は、単身世帯や高齢者世帯の増加傾向により年々減少傾向にあります。数値を記憶する際は、その背景にある社会的な変化と合わせて理解することが重要です。また、単身世帯のみの平均と全世帯の平均を混同しないように注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
今後、同様の統計データに関する問題が出題された場合は、最新の国民生活基礎調査の結果(特に平均世帯人数、高齢者世帯の割合、単身世帯の割合など)を確認し、過去の数値と比較してどのように変化しているか、その背景にある社会的な要因は何かを考察することが重要です。また、他の統計調査(人口動態統計など)との関連性も考慮に入れましょう。
関連知識
国民生活基礎調査は、厚生労働省が国民の保健、医療、福祉、年金、所得などの状況を把握し、厚生労働行政の企画・立案に必要な基礎資料を得ることを目的として毎年実施している大規模な調査です。この調査結果からは、高齢化の進行、世帯構造の変化、所得格差など、日本の社会が抱える多くの課題が明らかになります。看護師はこれらの社会情勢の変化を理解し、対象者の生活背景を把握する上で活用できる知識です。