ウイルス性肝炎の起炎ウイルスでDNAウイルスはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
ウイルス性肝炎の起炎ウイルスの中で、B型肝炎ウイルス(HBV)だけがDNAウイルスであり、A型、C型、E型肝炎ウイルスはすべてRNAウイルスです。この知識は、ウイルスの分類や増殖様式、治療薬の作用機序を理解する上で非常に重要となります。
選択肢ごとの解説
- 1. A型肝炎ウイルスはRNAウイルスです。ピコルナウイルス科に属します。正しくは:A型肝炎ウイルスはRNAウイルスであると認識する。選びやすい理由:ウイルス性肝炎の主要な原因ウイルスの一つであるため、知識の曖昧さから選んでしまう可能性があります。混同注意:B型肝炎ウイルス以外の肝炎ウイルスが全てRNAウイルスであるという知識が不足していると混同しやすいです。
- 2. 正解。B型肝炎ウイルス(HBV)はヘパドナウイルス科に属するDNAウイルスです。他の主要な肝炎ウイルス(A, C, E型)がRNAウイルスであるのに対し、HBVのみがDNAウイルスであるという点が重要です。
- 3. C型肝炎ウイルスはRNAウイルスです。フラビウイルス科に属します。正しくは:C型肝炎ウイルスはRNAウイルスであると認識する。選びやすい理由:B型肝炎と同様に慢性化する肝炎ウイルスであるため、同じ特性を持つと誤解されることがあります。混同注意:B型肝炎ウイルスとの違い、特にゲノムの種類について知識が曖昧だと混同しやすいです。
- 4. E型肝炎ウイルスはRNAウイルスです。ヘペウイルス科に属します。正しくは:E型肝炎ウイルスはRNAウイルスであると認識する。選びやすい理由:他のRNAウイルスと同様に、B型肝炎ウイルスとの違いが明確でない場合に選ばれることがあります。混同注意:A型肝炎ウイルスと同様に経口感染するウイルスであるため、特性が似ていると誤解しやすいですが、ゲノムの種類は異なります。
国試ポイント
主要なウイルス性肝炎の起炎ウイルスのゲノムの種類(DNAかRNAか)を問う問題は頻出です。特にB型肝炎ウイルスが唯一のDNAウイルスであるという点を確実に覚えているかが試されます。
混同注意
ウイルス性肝炎の起炎ウイルスは多岐にわたるため、それぞれのウイルスの特徴(感染経路、慢性化の有無、ゲノムの種類など)が混同されやすいです。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合は、ウイルス性肝炎の感染経路や慢性化の有無、各ウイルスのワクチンの有無、治療薬について問われる可能性があります。
関連知識
ウイルス性肝炎の感染経路(経口感染:A型、E型、血液・体液感染:B型、C型)、慢性化の有無(B型、C型は慢性化しやすい)、治療薬の種類(抗ウイルス薬の標的)など。特にDNAウイルスとRNAウイルスでは複製機構が異なるため、抗ウイルス薬の作用点も異なります。