三叉神経
三叉神経は、第5脳神経とも呼ばれる神経であり、顔面の感覚情報を脳へ伝えたり、ものをかむときに使う筋肉を制御したりする重要な役割を担っています。この神経の機能不全などにより、顔面に耐えがたい激しい痛みが引き起こされることがあります。
とは
三叉神経は第5脳神経に位置づけられる神経であり、顔面の感覚情報を脳に伝える働きなどを担っています。顔面における特徴的な激しい痛みの原因となることが知られています。
構造
三叉神経は顔面の感覚情報を伝える感覚枝を備えており、神経の根元や脳から出る部位の近くに位置しています。通常は頭蓋内にある動脈などの異常な位置関係によって圧迫を受けることがあり、多発性硬化症などによる神経の損傷がみられることもあります。
はたらき
三叉神経は、顔面の感覚情報を脳へと伝える役割を果たしているほか、ものをかむときに使う筋肉を制御する働きも持っています。この神経を通じて、顔のさまざまな場所から感じ取られた情報が脳に届けられる仕組みになっています。
関係する主な病気
三叉神経に関連する主な病気として三叉神経痛が挙げられ、顔面にナイフで刺されたかのような耐えがたい電撃痛が短く発作的に繰り返されます。また、多発性硬化症が原因で神経が損傷を受けることがあり、まれに腫瘍や動静脈奇形、動脈瘤などによって神経が圧迫されることもあります。
調べる検査
三叉神経の異常や痛みの原因を調べるための特別な検査法はありませんが、特徴的な痛みから通常は医師による評価が行われます。また、動脈が神経と交差しているかどうかや、腫瘍が神経を圧迫していないかを特定するために、脳のMRI検査が行われます。
医療系国家試験での扱い
医療系の学生・受験者の方は、「三叉神経」の国家試験ページで、実際にどう問われるか(関連問題・要点)を確認できます。
三叉神経に関連する国家試験問題
出典
- MSDマニュアル家庭版
- MSDマニュアル プロフェッショナル版
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