顔面神経支配筋上に位置する経穴はどれか。
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正解は1番
解説
陽白は足の少陽胆経に属し、眉中央の直上1寸、前頭筋上に位置する。前頭筋は顔面神経の支配を受けるため、顔面神経支配筋上に位置する経穴となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。陽白は足の少陽胆経に属し、眉中央の直上1寸、前頭筋上に位置する。前頭筋は顔面神経の支配を受けるため、顔面神経支配筋上に位置する経穴となる。
- 2. 太陽は経外奇穴であり、眉梢と外眼角を結んだ中点から後方1寸に位置する。深部には側頭筋が存在し、下顎神経支配である。
- 3. 瞳子髎は外眼角の外方0.5寸に位置する。解剖学的には眼輪筋にかかるが、伝統的な取穴では骨際の陥凹部を目標とする。
- 4. 頬車は下顎角の前上方1寸の咬筋部に位置する。咬筋は下顎神経の支配を受けるため、顔面神経支配筋上ではない。
国試ポイント
表情筋はすべて顔面神経支配であり、咀嚼筋はすべて三叉神経支配である。経穴がどの筋上にあり、何神経に支配されているかの組み合わせは頻出である。
覚え方
表情筋は顔面(神経)、咀嚼物は噛む(三叉)
対になる知識
顔面部の経穴における支配神経の対比として、陽白(前頭筋)、地倉(口輪筋)、巨髎(頬骨筋)などはすべて第VII脳神経である顔面神経の支配筋上に位置する。これに対し、頬車や下関などの咀嚼筋上に位置する経穴は、第V脳神経である三叉神経(下顎神経)の支配を受けている。
関連知識
顔面神経は第VII脳神経であり、表情筋の運動機能を司っている。顔面神経が障害されるとベル麻痺やハント症候群(Ramsay Hunt syndrome)などの顔面神経麻痺を生じ、額のしわ寄せができない、眼が閉じられない、口角が下がるなどの表情筋麻痺特有の症状がみられる。