放射線被曝を伴わない検査はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
MRI検査は、強力な磁場と電波を用いて体内の水素原子から発生する信号を画像化する検査であり、X線やガンマ線などの電離放射線を一切使用しないため、放射線被曝を伴いません。この点が他の核医学検査やX線を用いる検査と大きく異なります。
選択肢ごとの解説
- 1. PET(陽電子放出断層撮影)検査は、陽電子を放出する放射性同位元素で標識された薬剤(例: FDG)を体内に投与し、その分布を画像化する核医学検査です。放射性薬剤を使用するため、放射線被曝を伴います。 正しくは:陽電子放出断層撮影(PET)は放射性薬剤を用いるため、放射線被曝を伴う。
- 2. CT(コンピュータ断層撮影)検査は、X線を体の周囲から照射し、透過したX線量をコンピュータで解析して断層画像を作成する検査です。X線を用いるため、放射線被曝を伴います。 正しくは:コンピュータ断層撮影(CT)はX線を用いるため、放射線被曝を伴う。
- 3. 正解。MRI(磁気共鳴画像)検査は、強力な磁場と電波を利用して体内の水素原子の信号を画像化する検査であり、電離放射線を一切使用しないため、放射線被曝を伴いません。
- 4. シンチグラフィ検査は、放射性同位元素で標識された薬剤を体内に投与し、そこから放出されるガンマ線をシンチレーションカメラで検出して画像を作成する核医学検査です。放射性薬剤を使用するため、放射線被曝を伴います。 正しくは:シンチグラフィは放射性薬剤を用いるため、放射線被曝を伴う。
国試ポイント
放射線被曝を伴う検査と伴わない検査の種類を正確に区別することが重要です。特に、画像診断モダリティの原理と、それぞれが使用するエネルギーの種類を理解することが求められます。
混同注意
MRIとCTはともに断層画像を得る検査ですが、その原理が全く異なります。MRIは磁気と電波、CTはX線を使用します。PETとシンチグラフィは核医学検査であり、放射性薬剤を使用するため放射線被曝を伴います。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出題された場合、各検査が「何を(X線、ガンマ線、磁場、超音波など)利用して画像を生成するか」という原理に注目して判断します。特に、放射線被曝の有無が問われた場合は、電離放射線を使用するか否かを基準に考えます。
覚え方
同様の論点が出題された場合、各検査が「何を(X線、ガンマ線、磁場、超音波など)利用して画像を生成するか」という原理に注目して判断します。特に、放射線被曝の有無が問われた場合は、電離放射線を使用するか否かを基準に考えます。
対になる知識
MRIとCTはともに断層画像を得る検査ですが、その原理が全く異なります。MRIは磁気と電波、CTはX線を使用します。PETとシンチグラフィは核医学検査であり、放射性薬剤を使用するため放射線被曝を伴います。
関連知識
X線撮影(レントゲン)、CT検査、PET検査、シンチグラフィ検査は全て電離放射線を利用する検査であり、被曝を伴います。超音波検査やMRI検査は電離放射線を利用せず、被曝を伴いません。これらの検査の長所・短所、禁忌事項(例:MRIのペースメーカー禁忌)も合わせて理解しておくと良いでしょう。