くすり

抗菌薬

抗菌薬は細菌感染症の治療に用いられる薬剤であり、細菌を死滅させたり増殖を止めたりすることで人体の防御機構を助けます。ウイルス感染などには効果がありません。医師の指示に従い正しく使用することが重要です。

どんな薬か

抗菌薬は細菌を殺すか、その増殖を止めることで、人体に備わる自然の防御機構が細菌を排除するのを助ける役割を持ちます。おもに細菌感染症の治療に用いられるものであり、ウイルス感染やその他のほとんどの感染症に対しては効果を発揮しません。

使い方の基本

特定の感染症に対して最も効果が得られるよう、処方された用量、頻度、日数を必ず守って服用します。症状が改善したように感じられても、自己判断で中断せずに最後まで使い切ることが大切です。重症の場合や状態に応じて注射による投与から開始されることもあります。

主な副作用

代表的な副作用として、胃の不調やむかつき、下痢、女性における膣カンジダ症などが現れることがあります。さらに、腎臓、肝臓、骨髄などの臓器における機能障害といった重い副作用や、大腸炎を引き起こす場合もあります。

してはいけない人・注意

特定の抗菌薬に対してアレルギーがある場合は使用を避ける必要があります。また、妊娠中や授乳中の女性では使用できる薬剤が限られる場合があり、テトラサイクリン系薬剤のように禁忌となるものも存在します。高齢者や腎機能・肝機能に障害のある患者では用量の調整が求められます。

飲み合わせ・相互作用

一部の抗菌薬は、他の薬剤と併用することで相互作用を起こし、それぞれの有効性が低下したり副作用が増強したりすることがあります。また、メトロニダゾールなどの特定の薬剤をアルコールと一緒に使用すると、不快な反応を引き起こす恐れがあります。

関連する主な病気

医療系国家試験での扱い

医療系の学生・受験者の方は、「抗菌薬」の国家試験ページで、実際にどう問われるか(関連問題・要点)を確認できます。

抗菌薬に関連する国家試験問題

出典

  • MSDマニュアル家庭版
  • MSDマニュアル プロフェッショナル版

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