座位の発達段階の順序で正しいのはどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第58回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
図Cは体幹を前に倒し、手を足元について支えにしながら座っている前かがみの座位、図Aは背すじを起こして手で支えずに座り、両手で積み木を扱っている座位、図Bは座ったまま体を伸ばして差し出されたおもちゃに手を伸ばしている(体重を移動させながらリーチする)座位です。座位は、手で支える座位から、手を使わずに保持できる座位、さらに座位のまま体重移動を伴って手を伸ばせる座位へと発達するため、C→A→Bの順となります(公式正答4)。
選択肢ごとの解説
- 1. C(手で支える座位)が最も早く、A(手を使わずに保持する座位)、B(座位での体重移動を伴うリーチ)の順です。Aを最初とする順序は誤りです。
- 2. B(座位での体重移動を伴うリーチ)は最も後に獲得される段階です。Bを最初とする順序は誤りです。
- 3. B(座位での体重移動を伴うリーチ)は最も後に獲得される段階です。Bを最初とする順序は誤りです。
- 4. 正解。C(手で支える座位)→A(手を使わずに保持し、両手で物を扱う座位)→B(座位のまま体重移動を伴って手を伸ばす)の順に発達します。
- 5. Cが最初である点は正しいですが、手を使わずに座位を保持できる段階(A)の後に、座位での体重移動を伴うリーチ(B)が可能になります。
国試ポイント
乳児の座位の発達段階(手で支える座位→手を使わずに保持する座位→座位での体重移動・リーチ)を、図の姿勢から判断できるかが問われます。
混同注意
手で体を支えている座位(C)は、手を離して座れる座位(A)より前の段階です。座位で体を傾けて手を伸ばせる(B)のは、座位のバランスがさらに発達してからです。
次に同じ論点が出たら
図の各姿勢で、手を支えに使っているか、両手を自由に使えているか、座位のまま体重移動ができているかを確認して順序を判断します。