6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2・3番(いずれも正解)
解説
【公式の取扱い】この問題は1つを選ぶ形式ですが、公式の正答表では2・3のいずれも正解とされています。 第4腰髄まで機能が残存すると股関節屈曲・内転と膝関節伸展が可能で、足関節の制御が不十分なため短下肢装具を用いて歩行練習を行います。公式の正答表では2(短下肢装具と杖の併用)と3(短下肢装具のみ)のいずれも正解とされています(公式正答2・3)。
選択肢ごとの解説
- 1. 第4腰髄レベルでは足関節の制御が不十分で、靴型装具だけでは支持が不足します。
- 2. 正解。短下肢装具で足関節を支持し、杖を併用して歩行練習を行う方法は、公式に正答とされています。
- 3. 正解。膝関節伸展筋が働くため、短下肢装具のみで歩行練習を行う方法も、公式に正答とされています。
- 4. 第4腰髄レベルでは膝関節伸展筋が働くため、長下肢装具は通常必要ありません。
- 5. 骨盤帯付き長下肢装具と歩行器は、股関節周囲筋も働かない高位のレベルで用います。
国試ポイント
二分脊椎の機能残存レベルと、歩行に必要な装具・補助具の対応を理解しているかが問われます。
混同注意
長下肢装具や骨盤帯付き長下肢装具は、膝関節伸展筋や股関節周囲筋が働かない、より高位の残存レベルで用います。