ヒトパピローマウイルス(HPV)感染の自然経過について正しい記述はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は3番
解説
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染の大半は一過性であり、宿主の免疫応答によって自然にウイルスが排除される。ただし一部で持続感染となり、前癌病変を経て癌化するリスクが生じる。
選択肢ごとの解説
- 1. ほとんどの感染は免疫によって自然排除されるため、終生持続するというのは誤りである。
- 2. HPV感染は子宮頸癌等のリスクとなるが、子宮内膜癌とは直接関連せず、また必ず癌化するわけではない。
- 3. 正解。HPV(ヒトパピローマウイルス)感染の大半は一過性であり、宿主の免疫応答によって自然にウイルスが排除される。ただし一部で持続感染となり、前癌病変を経て癌化するリスクが生じる。
- 4. HPVは女性だけでなく男性にも感染し、肛門癌や陰茎癌などの原因となることがある。
国試ポイント
HPV感染の多くは一過性で自然排除される点と、一部の持続感染が前癌病変へ進むという機序が問われやすい。
覚え方
「HPVの多くは自然にバイバイ(排除)」
対になる知識
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は多くが一過性であり免疫により自然排除されるが、高リスク型が持続感染すると子宮頸部の前癌病変から癌化のリスクが高まる。対して、低リスク型は尖圭コンジローマの原因となる。
関連知識
HPVワクチンは、子宮頸癌をはじめとするHPV関連の悪性腫瘍を予防するための有効な手段である。HPVは主に性行為を介して感染するウイルスであり、性活動が活発な男女間において広く伝播する。