ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて正しい記述はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
HPVワクチンは、高リスク型HPV(16型や18型など)の持続感染を防ぐことにより、子宮頸癌をはじめとするHPV関連癌の発生を効果的に予防する。予防を目的としたワクチンであり、すでに持続感染しているウイルスを排除する治療薬ではない。
選択肢ごとの解説
- 1. HPVワクチンは予防目的のものであり、すでに成立したウイルス感染を排除する治療目的には使用されない。
- 2. 正解。HPVワクチンは、高リスク型HPV(16型や18型など)の持続感染を防ぐことにより、子宮頸癌をはじめとするHPV関連癌の発生を効果的に予防する。予防を目的としたワクチンであり、すでに持続感染しているウイルスを排除する治療薬ではない。
- 3. HPVは子宮頸癌の原因となるが、子宮内膜癌(体癌)の発生とは直接的な関連はない。
- 4. HPVは男性にも感染し、肛門癌や陰茎癌の原因となるため、男性へのワクチン接種も有効性が認められている。
国試ポイント
HPVワクチンの目的は「予防」であり「治療」ではないこと、また子宮頸癌だけでなく他のHPV関連腫瘍の予防にも寄与する点を問われやすい。
覚え方
ワクチンは「予防の盾」であり、治療薬(薬物療法)ではない。
対になる知識
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮頸癌をはじめとするHPV関連癌の発生を予防するためのワクチンである。あくまで事前の感染予防を目的としており、すでに体内に持続感染しているウイルスや病変を排除する治療薬としての効果はない。
関連知識
ほとんどのHPV感染は免疫によって自然に排除されるが、高リスク型の持続感染が前癌病変を経て子宮頸癌へと進行する。そのためワクチンによる一次予防と検診による二次予防の組み合わせが重要である。