鼻腔について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
キーゼルバッハ部位は、鼻中隔の前端、特にLittle's areaと呼ばれる領域に位置し、複数血管が吻合しているため、鼻出血の好発部位として知られています。この部位は粘膜が薄く、外傷を受けやすいため出血しやすいです。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。キーゼルバッハ部位は、鼻中隔の前端部に位置し、毛細血管網が豊富で鼻出血の好発部位として知られています。この記述は正しいです。
- 2. 嗅上皮は鼻腔の上部、特に嗅裂と呼ばれる部位に存在し、嗅細胞が含まれています。鼻前庭は鼻腔の入口部であり、主に皮膚由来の組織で覆われ、嗅覚機能はありません。 正しくは:嗅上皮は鼻腔上部の嗅裂に存在する。
- 3. 上顎洞は中鼻道と交通します。下鼻道には鼻涙管が開口します。 正しくは:上顎洞は中鼻道と交通する。
- 4. 鼻涙管は下鼻道に開口します。涙液は鼻涙管を通って下鼻道へ排出されます。中鼻道には上顎洞、前頭洞、篩骨洞前部が開口します。 正しくは:鼻涙管は下鼻道に開口する。
国試ポイント
鼻腔の解剖学的構造と、各部位の機能および臨床的意義(特に鼻出血の部位、副鼻腔の開口部、嗅覚の部位)を理解することが重要です。
混同注意
鼻腔の各部位と副鼻腔の開口部、嗅覚や呼吸機能を持つ部位が混同しやすいです。特に、上顎洞の開口部と鼻涙管の開口部は、異なる鼻道に開口することを覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
鼻腔の解剖に関する問題が出題された際は、まず各部位の名称と正確な位置関係、そしてその部位が持つ機能(嗅覚、加湿・加温、副鼻腔との交通、涙液排出など)を照らし合わせて判断します。
覚え方
鼻腔の解剖に関する問題が出題された際は、まず各部位の名称と正確な位置関係、そしてその部位が持つ機能(嗅覚、加湿・加温、副鼻腔との交通、涙液排出など)を照らし合わせて判断します。
対になる知識
鼻腔の各部位と副鼻腔の開口部、嗅覚や呼吸機能を持つ部位が混同しやすいです。特に、上顎洞の開口部と鼻涙管の開口部は、異なる鼻道に開口することを覚える必要があります。
関連知識
副鼻腔の名称とそれぞれの開口部位(前頭洞・篩骨洞前部・上顎洞は中鼻道、蝶形骨洞・篩骨洞後部は上鼻道)、嗅裂の部位、鼻涙管の開口部位(下鼻道)などを合わせて学習すると効率的です。