頭部、耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸にあるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
天衝(てんしょう)は、耳介の付け根の後縁直上で、髪際の上方2寸に位置するツボです。この位置は、耳介後部の乳様突起のやや上方で、側頭骨の辺縁に当たります。解剖学的には、耳の上方にある側頭筋や帽状腱膜の下に位置し、頭部の重要な経穴の一つとされています。
選択肢ごとの解説
- 1. 角孫は、耳を前に折ったときに耳尖が当たる部分で、髪際内、耳輪の上の陥凹部に位置します。問題文の「耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸」とは異なります。 正しくは:角孫は、耳輪の上角が髪際に入る陥凹部(耳輪の上縁と髪際の交点)です。
- 2. 浮白は、耳の後方、翳風穴から直上1寸、髪際の上方です。問題文の「耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸」とは異なります。 正しくは:浮白は、翳風穴から直上1寸、髪際の上方です。天衝よりさらに上方になります。
- 3. 正解。天衝は、耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸に位置します。これは問題文の記述と完全に一致します。
- 4. 曲鬢は、耳の上角の際、髪際の高さで、頬骨弓の上縁を通る水平線と、耳前の縦の線が交わる点に位置します。これは問題文の「耳介の付け根の後縁の直上、髪際の上方2寸」とは異なります。 正しくは:曲鬢は、耳上角の際で、耳前髪際の高さにあり、頬骨弓上縁を通る水平線との交点です。
国試ポイント
頭部の重要な経穴の位置、特に耳の周りの経穴(角孫、浮白、天衝、曲鬢など)は互いに非常に近接しているため、それぞれの正確な取穴法を区別して覚えることが重要です。寸法の基準(耳介後縁、髪際など)と、その経穴が属する経絡(天衝は足の太陽膀胱経)も関連付けて理解しましょう。
混同注意
頭部の経穴は互いに近接しており、特に耳の周囲のツボは混同しやすいです。例えば、耳門、聴宮、聴会、翳風、角孫、天衝、曲鬢、浮白などは、それぞれわずかな位置の違いによって区別されます。各ツボのランドマークを正確に把握することが肝要です。
次に同じ論点が出たら
次に同様の問題が出た際は、耳介後縁の直上、髪際の上方2寸という寸法の基準点と方向を正確に読み取り、他の選択肢との位置関係を比較して判断します。特に「髪際の上方2寸」という具体的な数値がポイントになります。
覚え方
次に同様の問題が出た際は、耳介後縁の直上、髪際の上方2寸という寸法の基準点と方向を正確に読み取り、他の選択肢との位置関係を比較して判断します。特に「髪際の上方2寸」という具体的な数値がポイントになります。
対になる知識
頭部の経穴は互いに近接しており、特に耳の周囲のツボは混同しやすいです。例えば、耳門、聴宮、聴会、翳風、角孫、天衝、曲鬢、浮白などは、それぞれわずかな位置の違いによって区別されます。各ツボのランドマークを正確に把握することが肝要です。
関連知識
天衝は足の太陽膀胱経に属し、頭痛、めまい、耳鳴り、歯痛などの治療に用いられることがあります。頭部の他の経穴と比較して、その部位から来る症状、例えば眼精疲労や側頭部の不快感にも効果があるとされます。また、膀胱経は背部や頭部を通るため、これらの症状と関連して覚えましょう。