脳性麻痺の特徴として正しいものはどれか。
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正解は2番
解説
脳性麻痺の脳病変自体は非進行性であるが、子どもの成長・発達に伴って機能障害の現れ方や二次的障害が変化する。そのため、個々の発達段階に合わせた継続的な療育やリハビリテーションが極めて重要となる。
選択肢ごとの解説
- 1. これは一過性障害の説明。本問の脳性麻痺では、運動障害は一時的なものではなく一生涯にわたって持続する「永続的な異常」である。
- 2. 正解。脳性麻痺の脳病変自体は非進行性であるが、子どもの成長・発達に伴って機能障害の現れ方や二次的障害が変化する。そのため、個々の発達段階に合わせた継続的な療育やリハビリテーションが極めて重要となる。
- 3. これはアテトーゼ型の説明。本問の脳性麻痺において最も高い頻度で発症する病型は、全体の約75%を占める痙直型である。
- 4. これは進行性疾患の説明。本問の脳性麻痺では、脳の病変自体は時間経過とともに悪化することのない「非進行性」であると定義されている。
国試ポイント
脳性麻痺の治療・支援において、病変は非進行性である一方、成長に合わせた継続的療育が必要である点が問われやすい。
覚え方
脳は非進行、成長に合わせ継続療育
対になる知識
脳性麻痺における「脳病変は非進行性であるが成長に応じた継続的な療育が重要である」という臨床的対応の対として、急性発症後に完全に治癒・消失する一過性の運動障害や、放置しても自然軽快する疾患群との決定的な違いを把握しておく必要がある。
関連知識
脳性麻痺に対する療育には、理学療法や作業療法などの身体機能訓練だけでなく、言語聴覚療法、特別支援教育、さらには心理的・社会的支援までが含まれる。小児の発達段階や生活環境の変化に合わせた多職種による長期的なチームアプローチが生活の質の向上につながる。