幻肢痛の臨床的特徴として正しいのはどれか。
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正解は3番
解説
幻肢痛は一般的な鎮痛薬の効果が得られにくく慢性化しやすいが、痛みが完全に消失するのを待つのではなく、痛みの管理と並行して早期から義足の適合やリハビリテーションを開始することが推奨されている。
選択肢ごとの解説
- 1. 幻肢痛は断端創が治癒した後も長期間にわたって持続することが多く、必ずしも創の治癒とともに消失するわけではない。
- 2. 幻肢痛は成人でより多く出現し、小児では比較的出現しにくいという臨床的特徴がある。
- 3. 正解。幻肢痛は一般的な鎮痛薬の効果が得られにくく慢性化しやすいが、痛みが完全に消失するのを待つのではなく、痛みの管理と並行して早期から義足の適合やリハビリテーションを開始することが推奨されている。
- 4. 幻肢痛は通常の鎮痛薬だけでは十分な効果が得られないことが多く、鏡療法や特殊な薬物療法などが検討される。
国試ポイント
切断後の幻肢痛と断端痛の違い、また幻肢痛は小児より成人で起きやすいことや、痛みが残っていても早期の義足訓練を行う点が頻出。
覚え方
幻肢痛:小児より成人、鎮痛薬効きにくいが早期の義足訓練へ
対になる知識
幻肢痛は成人に多く出現し慢性化しやすい特徴があるのに対し、小児では比較的出現しにくいことや、断端創の治癒に伴って自然に消失するものではなく長期間にわたり持続する場合が多い点についてしっかりと対比して覚えることが重要である。
関連知識
幻肢痛の治療アプローチとしては、視覚的なフィードバックを利用した鏡療法や断端への適切な刺激療法に加え、三環系抗うつ薬や抗てんかん薬などの薬物療法が用いられる。なお、切断された手足があたかもまだ存在するかのように感じる感覚自体は幻肢覚と呼ばれ、痛みがない場合は通常治療の対象とはならない。