病気の解説

アメーバ赤痢

別名:アメーバ症

まず相談する診療科感染症内科
この解説の項目6項目

受診の目安

アメーバ赤痢では、下痢、腹痛、粘血便、しぶり腹があります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、感染症内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

アメーバ赤痢は、赤痢アメーバという病原体によって引き起こされる感染症です。この病気は、汚染された飲食物を食べたり、感染者との接触を通じて広がります。主な症状には、粘血便や下痢があり、時には肝膿瘍と呼ばれる腸以外の病変ができることもあります。

主な症状

アメーバ赤痢の症状には、下痢、腹痛、粘血便、しぶり腹があります。通常、発熱はあまり見られませんが、肝膿瘍ができると発熱や腹痛が現れることがあります。また、症状が出ない無症候性キャリアも多く、長期間にわたり病原体を排出することがあります。

原因

アメーバ赤痢の原因は、赤痢アメーバという原虫です。この原虫は、主に汚染された飲食物や感染者からの糞口感染によって広がります。

リスク因子

アメーバ赤痢は、特に中・低所得国で多く見られます。日本では、2016年に多くの症例が報告されましたが、その後、診断キットの製造中止により報告数が減少しました。

経過と生活

予防

アメーバ赤痢を予防するためには、手洗いをしっかり行うことが重要です。また、流行地域では水や生の食品を避けることが推奨されます。現在、アメーバ赤痢に対するワクチンは承認されていません。

感染症内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。