病気の解説

カルニチン回路異常症

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受診の目安

カルニチン回路異常症では、新生児期に発症した場合、重度の低血糖や筋力低下、呼吸困難などが見られることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

カルニチン回路異常症は、体内でエネルギーを作るために必要なカルニチンサイクルに関わる酵素が先天的に欠損することによって起こる病気です。この病気では、長鎖脂肪酸がミトコンドリア内にうまく運ばれず、脂肪酸の代謝が十分に行われなくなります。その結果、エネルギーの産生が低下し、さまざまな症状が現れることがあります。臨床的には、新生児期に発症するタイプ、乳幼児期に発症するタイプ、そして遅発型に分類されます。

主な症状

カルニチン回路異常症の症状は、発症時期や重症度によって異なります。新生児期に発症した場合、重度の低血糖や筋力低下、呼吸困難などが見られることがあります。乳幼児期に発症する場合は、成長の遅れや運動能力の低下が見られることがあります。また、遅発型では、成人になってからも疲れやすさや筋肉の痛みなどの症状が現れることがあります。

原因

カルニチン回路異常症の原因は、特定の遺伝子の異常によるものです。具体的には、カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1(CPT1)の欠損はCPT1A遺伝子、カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ2(CPT2)の欠損はCPT2遺伝子、カルニチン/アシルカルニチントランスロカーゼ(CACT)の欠損はSLC25A20遺伝子、カルニチントランスポーター(OCTN2)の異常はSLC22A5遺伝子に関連しています。これらの遺伝子の異常が、エネルギー代謝に影響を与えます。

検査と診断

検査

カルニチン回路異常症の診断には、血液検査や遺伝子検査が用いられます。血液検査では、カルニチンの濃度や脂肪酸の代謝産物を調べることで、異常を確認します。また、遺伝子検査を行うことで、特定の遺伝子の異常を特定することができます。これらの検査により、正確な診断が可能となります。

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出典

参考: カルニチン回路異常症(指定難病316) – 難病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。