病気の解説

ストレートネック

別名:アーミーネック、スマホ首、ミリタリーネック

まず相談する診療科整形外科
この解説の項目6項目

受診の目安

ストレートネックでは、首や肩の筋肉のこりを感じるほか、頭痛やめまいなどの不快な症状を伴うことがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

ストレートネックとは、頭が前へ出た姿勢が続くことで、首の本来の前弯カーブが失われてまっすぐになった状態のことを指します。スマートフォンの長時間利用が原因となることが多く、「スマホ首」と呼ばれることもあります。骨折などで前弯が消失している場合は別の状態とされます。

主な症状

首や肩の筋肉のこりを感じるほか、頭痛やめまいなどの不快な症状を伴うことがあります。頚椎脊柱管内の神経が圧迫されると、手足のしびれや痛みなどの神経症状が現れることもあります。長く放置すると姿勢を正しく保つ力が低下したり、頚椎の変形につながることがあります。また、僧帽筋の疲労を感じやすくなる場合もあります。

原因

もっとも一般的な原因は、スマートフォンやパソコンの長時間使用による首の前屈姿勢が続くことです。猫背の姿勢や前屈を長時間保つと、首と肩の筋肉に負担がかかり血流が悪くなり痛みが生じることがあります。場合によっては頚椎の圧迫骨折などにより骨が変形し、頚椎後弯になることもあります。

検査と診断

検査

強い肩こりなどの症状により医療機関を受診した場合、頚椎の状態を評価するためにX線検査を行うことがあります。必要に応じてMRI検査や筋電図、血圧測定などが行われることがあります。

治療

治療

日常生活に支障をきたす強いこりや頭痛、神経症状がある場合には治療を受けることがあります。具体的には、筋肉の血流を改善して緊張をほぐすマッサージや、正しい姿勢を保つための筋力をつける運動療法を行います。鎮痛薬や筋弛緩薬が使われることもあります。重症化して頚椎の変形がある場合や頚椎の後弯変形が生じる場合には、手術が検討されることがあります。

整形外科で扱うほかの病気

出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。