病気の解説
ムンプス髄膜炎
緊急性の高い症状
発熱に加えて、意識がもうろうとする・けいれん・激しい頭痛や嘔吐・首が硬くて曲げられないなどがあるときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
ムンプス髄膜炎では、頭痛、嘔吐、首の硬直が含まれます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
ムンプス髄膜炎は、ムンプスウイルスによって引き起こされる髄膜の炎症です。ムンプスは通常、耳下腺の腫れや発熱を伴う感染症ですが、髄膜炎はその合併症の一つとして発生することがあります。特に思春期以降の患者に多く見られ、髄膜炎の症状には頭痛、嘔吐、首の硬直などがあります。
主な症状
ムンプス髄膜炎の主な症状には、頭痛、嘔吐、首の硬直が含まれます。これらの症状は、ムンプスの感染後に現れることがあります。特に耳下腺の腫れが見られる患者では、髄膜炎が発生する可能性があります。
原因
ムンプス髄膜炎は、ムンプスウイルスによって引き起こされます。このウイルスは主に唾液腺に感染しますが、髄膜にも影響を及ぼすことがあります。特に、耳下腺炎を伴う場合に髄膜炎が発生することが多いです。
治療
治療
ムンプス髄膜炎の治療は主に支持療法が中心です。患者は隔離され、唾液腺の腫れが収まるまで安静に過ごすことが推奨されます。痛みを和らげるために、柔らかい食事を摂ることが勧められ、酸味のある食べ物は避けるべきです。
経過と生活
予防
ムンプス髄膜炎を予防するためには、麻疹・ムンプス・風疹(MMR)ワクチンの接種が重要です。このワクチンは、通常小児期に2回接種され、持続的な免疫を提供します。
経過・予後
ムンプス髄膜炎の予後は通常良好ですが、まれに片側性の難聴や顔面神経麻痺などの後遺症が残ることがあります。合併症がない場合は、通常は完全に回復します。
脳神経内科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。