病気の解説
脊髄梗塞
緊急性の高い症状
突然、顔の片側がゆがむ・片側の手足に力が入らない/しびれる・言葉が出ない/ろれつが回らない・突然の激しい頭痛や意識の低下があるときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
脊髄梗塞では、下半身のまひ(両脚が動かない)、手足のしびれや感覚の麻痺、排尿・排便のコントロールが難しくなる、背中や腰の痛みなどがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
脊髄梗塞は、脊髄に血液を送る血管が詰まることで、神経細胞が障害される病気です。突然に起こることが多く、足のまひや感覚の変化、排尿や排便の問題などが現れることがあります。とくに早期の発見と治療が重要です。
主な症状
症状は、どの部分の血管が詰まったかにより異なります。多くは突然発症します。主な症状には、下半身のまひ(両脚が動かない)、手足のしびれや感覚の麻痺、排尿・排便のコントロールが難しくなる、背中や腰の痛みなどがあります。痛みのあとにまひが出る場合は、脊髄梗塞の可能性が高くなります。
検査と診断
診断
診断には主にMRI検査が用いられます。MRIで脊髄の血流障害や炎症の有無を確認します。診断の流れは、発症の詳しい話を聞くこと、神経学的な診察、MRI検査、必要に応じて血液検査や他の画像検査を行い、他の病気との鑑別をします。
治療
治療
治療の第一の目標は、脊髄への血流をいかに早く回復させるかです。急性期には血圧を保ち、循環を改善する点滴、血栓を防ぐ薬の使用、呼吸管理や排尿管理、褥瘡予防を行います。回復期にはリハビリテーションを開始し、関節の動き、筋力訓練、立位・歩行練習、排尿排便の訓練などを段階的に進めます。専門施設では発症早期からリハビリを組み合わせ、機能回復を目指します。
経過と生活
予防
再発を防ぐには、血圧・血糖・コレステロールの管理、定期的な検査、持病の指導に従うこと、水分を十分に取ることなどが挙げられます。チームでの医療サポートを活用して、生活習慣の見直しを行うことが大切です。
経過・予後
回復の程度は、障害を受けた部位や程度により異なります。軽い場合は数週間〜数ヶ月で歩行が可能になることがありますが、重症例では麻痺が残ることもあります。焦らず、継続的なリハビリを続けることが重要です。
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出典
参考: 脊髄梗塞とは?原因・症状・治療・予後までをわかりやすく解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。