病気の解説
レイノー症候群
受診の目安
レイノー症候群の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
レイノー症候群は、低温やストレスによって体の一部が麻痺したり冷たく感じたりする状態を指します。この状態は、血管が収縮することによって血流が一時的に減少することから起こります。特に手足の末端部分が影響を受けやすく、皮膚の色が青白くなったり紫がかってきたりします。血流が戻ると、皮膚は赤くなります。レイノー症候群は、原発性と続発性の2つに分類され、主に40代以前の女性に多く見られます。
主な症状
レイノー症候群の主な症状は、手足の指の血管が急速に収縮することによって引き起こされます。寒さにさらされることが最も一般的な誘因で、数分から数時間続くことがあります。指の色が青白くなり、通常はまだら状に変色します。症状は1本の指だけに現れることもあれば、複数の指に見られることもあります。通常は痛みを伴わないことが多いですが、しびれやチクチク感を感じることがあります。発作が終わると、患部が赤くなったり青みを帯びたりすることがあります。
原因
レイノー症候群の原因は明確ではありませんが、末梢アドレナリン受容体の異常が関与していると考えられています。この疾患は、原発性と続発性に分かれます。原発性レイノー症候群は原因が特定できないもので、続発性レイノー症候群は他の疾患に伴って起こるものです。続発性の原因としては、強皮症や全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグレン症候群などが挙げられます。
検査と診断
検査
レイノー症候群の診断は主に臨床的に行われます。指の変色が寒冷刺激に反応して起こることを確認します。原発性か続発性かの判断は、血管の検査や血液検査によって行われます。血液検査では、膠原病に関連する項目が重要で、赤沈や抗核抗体、リウマトイド因子などが観察されます。これにより、疾患の特定が行われます。
治療
治療
レイノー症候群の軽症の場合、寒さから体を守ることで症状をコントロールできます。興奮時に症状が出る場合は、鎮静薬やバイオフィードバックが役立つことがあります。禁煙も重要です。原発性の場合、カルシウム拮抗薬が治療に用いられ、症状が進行した場合は交感神経をブロックする手術が考慮されることもあります。続発性の場合は、原因となる病気の治療が優先されます。
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出典
参考: レイノー症候群の症状や原因、治療方法とは? | メディカルドック(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。