病気の解説

中葉症候群

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受診の目安

中葉症候群では、臨床的には、慢性の咳や喀痰、喀血、発熱がみられることが多く、胸痛を感じることもあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、呼吸器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

中葉症候群は、右肺の中葉に無気肺や慢性の炎症が続く状態のことを指します。左の舌区にも同様の病態が生じると舌区症候群と呼ばれ、両方を合わせて中葉舌区症候群といわれることがあります。概念は1948年に報告され、現在では原因や症状の有無に関係なく、再発性または持続性の中葉無気肺だけでも中葉症候群と呼ばれることがあります。

主な症状

臨床的には、慢性の咳や喀痰、喀血、発熱がみられることが多く、胸痛を感じることもあります。胸の痛みは、炎症が胸膜へ及ぶと起こることが多いとされています。

検査と診断

診断

再発性または持続性の中葉無気肺または不完全拡張を胸部のX線やCTで確認して判断します。原因疾患を調べることが重要で、追加の検査として喀痰培養(結核を含む)や気管支鏡検査、喀痰細胞診を行うことがあります。特に気管支鏡検査では狭窄の程度や分泌物の性状、異物の有無など多くの情報が得られます。胸部CTは侵襲が少なく、無気肺の程度や広がりを知るのに有用です。

治療

治療

原因となっている疾患の治療を行います。一般的には禁煙、去痰薬・気管支拡張薬の投与が行われます。肺がんの場合は外科的治療を含む方針を検討します。感染症の場合は原因菌に対する抗菌薬の投与が必要です。喀血や感染症を繰り返す場合には中葉切除が考慮されることがあります。予後は原因疾患の経過次第で、重篤な喀血や感染症を起こさない限り中葉症候群自体の予後は比較的良好とされることが多いです。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。